私は10年前から穂愛留人

常深 幸子

 平成9年11月に神戸から赤穂へ引越して、はや10年が過ぎようとしています。
この間、うれしいこと、楽しいこと、学んだこと、生き甲斐を見つけたこと・・・
いっぱいあって年をとっているヒマがありません。
 主人には、結婚以来35年間、私の実家でマスオさん生活をしてもらい、私の両親は
3人の孫や3人のひ孫にも囲まれ、この上ない幸せな生涯を終えることができました。
 その恩返しの意味もあって、主人が終の棲家と選んだ赤穂へ来て、今度は、私が
主人の母親に仕えることになったのです。
 私、本当は神戸に居たかったのです。友人が大勢いますし、卓球三昧の毎日でしたので、
しばらくは卓球の練習や試合にせっせと神戸へ通いました。1ヶ月に回数券を3冊購入した
記憶があります。
 その頃、全戸配布された地域広報紙『おさき』12月号を見て、「元旦歩こう会」とか
「各種スポーツ団体の元旦初打ち会」など、まちぐるみの行事があることを知りました。
早速、卓球部へ入れてもらいました。体育館へ行ってみると、卓球部は女性より男性の方が
はるかに多い20〜30人の明るい楽しそうなクラブだったので、私の前途はいっぺんに
明るくなりました。
 「元旦歩こう会」はもっとすばらしかったです。朝、6時半、尾崎公民館を出発して
唐船浜へ歩いて行くのです。途中、あちこちから人が加わって行列はどんどん太く長く
なります。なんと、浜にはすでに大勢の人が集まっていて、焚き火がパチパチと燃え
上がっています。
 ご来光の美しさには感動しました。私も大声でバンザーイ!!を唱和しました。
その時、『ツネミさん、おめでとう』と、思いもかけず見知らぬ方から声がかかりました。
尋ねると卓球部の副部長さんでした。いま考えると、私はこの瞬間かられっきとした
穂愛留人になっていたのでした。

(2007年7月13日)

追記 私のおすすめページ

  私は最近、穂愛留のHPを開くのがとても楽しみです。「あなたは○○番目のお客様です」
の動きがうれしいのです。ただ、読んで下さった方のご感想などが少ないのがちょっと
さびしいです。もし、穂愛留のHPを開いて下さった方が、ご感想なりご要望なりご提言
なりを穂愛留までメールしていただければ、穂愛留のHPがもっともっと充実して行くと
思います。どうぞよろしくお願いします。
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(2007年8月22日)

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