更なる飛躍発展を

森野嘉一

 「光陰矢の如し」、グループ穂愛留は発足以来十周年を迎える事になりまた。
これは一重に、発起人三夫妻が赤穂に魅せられて会を発足させ、その会の発展の為に
尽くされ、さらに入会された会員お一人おひとりの会に対する「熱い想い」、そして
ご支援して頂いている外部行政、関係団体様のご理解とご協力あってこそ、この
十周年を愛(め)でる日を迎えることができたものと感謝する次第です。
 発足当初は、他地域から「終の棲家」の最適地として選択「定住」された数名
でしたが、現在では20数名の会員へと成長して参りました。
 「義士の町・赤穂」、周囲は山と川と海、南北には清流千種川、そして自然・
都市・医療・生涯学習環境等は、ソフト面・ハード面の視点からも大変住み良い街
赤穂ではないでしょうか。この様な立地に恵まれ誕生し発展してきたのが「新規
定住者の会・グループ穂愛留」です。
 会のコンセプトは「親睦・協力・感謝・奉仕」であり、それは会員相互の絆を深め、
楽しく喜びあえる会へと進展させ、その皆の意志表示が「会員バッジ」となった
のであります。一方、活動は、会の力量に相応した創意工夫で行った社会貢献
(四季苑、のれん作成、ベンチの寄贈、行政との連携等)、ならびにコンサート
その他の行事、交流、ボランティア活動と、多岐にわたりました。詳しくは、
他の元代表の項にも書かれています。
 最後に付け加えたいのですが、文化と歴史を共有する人々の団体がグループ穂愛留
であり、「対立不一致」より結束を選択する会員の素晴らしい「英知」に誇りをもち、
明日から11年目のスタートを切ろうではありませんか。
 「継続は力なり」。先人の足跡を汚すことなく、会員の力を結集して更なる
飛躍発展を遂げることができますよう祈念致します。

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