
遠近両用コンタクトと深視力検査
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2022年6月15日
普通二種免許取得時の深視力検査結果に、絶賛ハートブレイク中の3月19日に娘がコンタクトレンズを購入に行くとのことでしたので、コンタクトの度数を上げようか眼科医に相談すべく一緒にアリオまで行ってきました。
思い出すのも悲しくなる免許センターでの深視力検査を回想しながら今回受診した理由を話し、まずは今のコンタクトで視力を調べたのですが、検査結果は乱視メガネかけなくて片目で0.7、両眼で1.0と普段通りの視力が出ています。
免許センターの適性検査は何だったのでしょうか…(-_-;)
先生曰く普通に生活するには今のままがいい、と。深視力検査のためだけに今使っている遠近両用コンタクトレンズを矯正して、それを普段使いにすると今より見づらくなるのでお勧めしない。とも。
さらに先生は、遠近両用コンタクトレンズは薄暗いところでは瞳孔が開いてレンズの遠近の境目の部分も視野にかかり、ボケ方が大きくなり見えにくくなるので、暗いところでは深視力検査にも不向きですよ。と、ダメ出しのお言葉も。
確かに免許センターの視力検査の機械の画面は、ここのより暗かったなぁ…。夕方とかは確かに見えづらいとは感じていました。思い起こせば、東日本大震災直後の節電状態の地下街では全く見えなかったよなぁ…。先生はさらに続けます。
遠近両用コンタクトレンズはいいとこどりではない。遠近視力の妥協点で物を見ているようなものなので、遠くの見え方は近視用のコンタクトで矯正した場合の7割くらいだと考えておけば間違いありませんと。
とどめは遠近両用コンタクトレンズでも視力を上げることはできるが、それでは遠くは見えるが近くが見にくくなるため、遠近両用コンタクトの意味が半減しますよ、と。なるほど…お勧めしない理由はこの部分ですね。
遠近両用コンタクトは遠近の視力のいいとこどりで、近くも遠くもよく見えるようになると思っていましたが、そんなに甘いものではありませんでした。恥ずかしながら何十年も知りませんでした(-_-;)
遠近両用コンタクトは完全にピントが合った状態にはならないため、特に夜間の車の運転に必要な遠方の視力をしっかりと確保するには近視用の単眼点レンズの方がいいということのようです。
ただ、強度の近視に老眼の入った私はコンタクトのみでの視力矯正となると遠くははっきりと見えますが、近くが見えにくくなりますので、コンタクトレンズだけでの矯正は厳しく近視用コンタクト+乱視矯正入りの老眼鏡となるのでしょう。
確かに持っている近視+乱視矯正入りメガネでは、両眼で1.2まで見えますが近くは見づらいです。これまで、普段の生活では一番楽な組わせの遠近両用コンタクト+ほぼ使用しなくても済んだ乱視矯正メガネで対応してきて、二種免許の適性検査もそれでなんとか合格しましたが、今後、旅客の命を預かることになりますので、その組み合わせを変えなくてはならない時が来るかもしれません。
どの方法を選ぶにしても眼科医に相談し、自分の使い勝手に合うコンタクトレンズとメガネを処方してもらうことが大切ですね。結局、処方してもらったコンタクトレンズは、今までと同じ遠近両用コンタクトとなりましたが、勉強になりました。タクシー乗務員になるまでに対応方法を考えたいと思います。
これも備忘録としてアップしておきます。