父親の免許証自主返納



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父親の免許証自主返納
2022年5月6日


2月16日午後より父親の免許証自主返納のために流山免許センターへ行ってきました。



徒歩圏内にスーパーもなく今の住まいでは自動車がないと非常に不便で、免許証を返納してしまえば本数の多くはない路線バスかタクシーに頼らざるを得ません。それでも、自ら免許を返納すると決めた父親の決心を尊敬します。 



当然長男である私は、奥様の協力も得てそんな両親の生活水準を維持するために出来るだけのことはするつもりです。私の両親は時期はずれますが二人のお婆さんの面倒をみてきていて苦労していますので、そうしたことをより強く感じるのかもしれません。



そのための今の転職準備があります。転職を伝えてから早4か月、着々と準備していますが、今では両親もあてにしてくれてると感じています。40年近く務めた会社から、異業種への転職ですので大変なことは理解していますが、新しい分野にチャレンジできることを楽しみにしている自分がいることも事実ですので、老々介護だ〜なんて悲壮感は全くありません。



PM13:00父親が大切に乗ってきたクレスタで免許センターへ向かいます。主がいなくなるこのクレスタは、私がしばらくの間乗り継ぐことにしています。時間的なものなのかわかりませんが、この日はどこを走っても車は少なく、30分ちょっとで流山免許センターに到着です。



どこに隠れていたのかと思うくらいの車で免許センターの駐車場は混んでいましたが、センター内にはそれほどの混雑ぶりではありませんでした。案内をしてくださっている女性に免許証を返納しに来た旨を説明し、3番受付を案内されたところで「外で待ってるね」ということで、父親と別れました。 



この日のお天気は穏やかで、免許センター付近を散歩するのも苦にはなりません。いわゆる一発試験の技能試験は流山では行っていなかったと思いますが、センター内には技能試験に使えそうな立派な「コース」があります。 



見通しの悪さを作り出すために、一つの交差点の四隅に立てられた遮蔽物以外に目立つものはなく、方向転換をする凸字の道路にも目印になるポールは立っていません。一度柏南自動車教習所の教習車で走ってみたいものです。信号機はコースを使っているわけでもないので、当然ですが消灯していました。



センター正面入口脇には千葉県の市町村別の交通事故状況が表示されています。やはり、交通量の多い北西部、内房地区での交通事故件数は多く、死亡者数もそれに比例しています。ここの数字の+1にならないように注意しなくてはなりませんね。



一時間半かからずに父親はセンターより出てきました。自主返納手続きで「運転経歴証明書」とマイナンバーカードに運転経歴証明書を所持していることを証明するために貼るシールをもらってきたようですが、「運転経歴証明書」による特典等の説明はなかったようです。調べた範囲では柏市に特典はないようですので、説明があっても時間の無駄だったかもしれません。 



帰路もたいした渋滞もなく、PM16:00には自宅に到着しました。父親は60年を超える自動車運転の中で交通違反で捕まったことは2回しかないとのことで、その2回ともしっかりと覚えていました。すでに何回捕まったかわからない私には耳の痛い話です。



また高齢になってからは万が一更新できなかった時のことを考えて、流山免許センターへは車で行かずに電車バスを利用して更新手続きに行っていたそうです。父親らしい考えですが、これは知りませんでした。改めて尊敬です。60余年運転お疲れさまでした。



返納後、医者に行くのに本数の少ない路線バスを使い母親は、大正琴のボランティアを休んでいます。食材は主に宅配を使い、時折奥様に買ってきてもらっていますが、宅配の食材は美味しくないと、時折ぼやいています。




不便をかけますが一年間辛抱して待っていてください。





















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