介護職員初任者研修無事終了
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2022年10月30日
7月10日でニチイの介護職員初任者研修の受講が終わり、奥さん共々終了検定に合格し修了証明書をいただくことが出来ました。
3月20日から約4か月の受講でしたが、よく毎週日曜に学校に通えたなと我ながら感心してしまいます。介護職員初任者研の授業は前日の土曜日が休みだったことと、授業自体に興味があったこともあり、座学でも眠くなることなく受講できました。
研修内容は通学しての勉強時間が16日合計94.5時間、レポート作成、またそのための授業の予習復習のための自宅での学習で35.5時間の合計130時間からなる学習プログラムです。
レポート提出は合計5回でそのうち4回がニチイの作成したもので、選択肢から正解を回答したり、穴埋めしたりする問題と200字以上400字以内での文章で回答する100点満点のレポートで、残り1つは千葉県からのレポートで、これは200点満点です。
ニチイのレポートは教科書からの出題なので授業の予習復習で賄えますが、千葉県からのレポートは教科書に載っていない問題もあるため、インターネットで調べなくてはならないこともありました。どのレポートも70%以上の正解で合格です。
自宅での学習は35.5時間まではかかりませんが、ほとんど時間かからないだろうと失礼極まりなくくらいに軽く見ていた私にとっては、しっかりしたレポートにちょっとびっくりしました。が、決して難しいということではなく、自分の想定より時間がかかるということです。
学校でのテストは15回目の受講時に実技テストと50問の〇×式の筆記テストがあり、16回目に35問からなる選択肢から正解を回答したり、穴埋めしたりする筆記の終了検定テストがあります。これらも70%以上の正解で合格となります。筆記テストは、文章表現が引っかけになっているものもありますので、最後までしっかりと読むようにすればバッチリです。
テスト前には、実技を含め今までの授業の復習をする時間もありますし、そもそも基本的にふるいにかけて狭き門にするような、落とすために行うテストではありませんので、落ち着いて挑めば問題ありません。
介護職員初任者研修を通して介護は、利用者のおおよその状況によってその方向性は、ある程度大別されるでしょうが、利用者の身体状況や今までの生い立ち等細部は多種多様ですので、提供される介護はどれ一つとっても同じものはないということと過度な介護は、利用者の身体能力を低下させてしまい、結果寿命を縮めてしまうことがあることがわかったのは大きな成果でした。
私がイメージしていた旅行先の宿で提供を受けるサービスのように、すべてにわたってやってもらえる介護ではいけないのです。
家族の介護では、どこで介護の線引きをするのか非常に難しい問題だと思いますが、自分のできる範囲で長生きしてほしいから介護をするのだということを忘れずにいたいと思います。そんな日は来てほしくはありませんが、実技については教科書見ながら来るその日から勉強します。
一緒に学んだ生徒の方々の介護に接する度合いは皆違いますが、それぞれに有意義な研修であったことを願っています。
短い間でしたが、お世話になりました。講師を務めてくださった方々含め御礼申し上げますm(__)m