車載地デジリモコン修理



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車載地デジリモコン修理
2024年11月10日


なんか車載地デジチューナーのリモコンの動作が緩慢になってきたなぁと感じていた矢先にリモコンが全く効かなくなりました。



その前にも動作が緩慢になったことがあり、その時に電池を交換したばかりなので電池切れはありません。



だた、電池交換した時に電池からの液漏れがあったため、もしかしたら漏れ出た液体で腐食して導通が悪くなってるかなと思える節があるため、まずはリモコンから信号用の赤外線が発光されているか動作チェックです。



ネットで調べたところ携帯電話のカメラで見ると発光確認ができるとのことでしたが、発光しているかどうかよくわかりませんでした。そこでデジタルカメラでリモコンの発光部分を見たところ光っているのは、はっきりと確認できました。



が、操作ボタンを押しても押さなくても光りっぱなし(=信号出しっぱなし)という状態でした。想定と真逆の症状です。んー、何だこれ?



電池から漏れた液体が付着して、基板上でどこかが短絡してるのかな?などとも考えましたが、分解してみるより中古でもいいから買っちゃったほうが手っ取り早いかと考えネットで検索するも、リモコンのみの出品はありませんでした。



同じリモコンじゃない?と思えるものもありましたが、それは新品の地デジチューナー本体とのセット品での出品のため買う気になれずで検索終了。数日間ねばって検索してみましたが状況変わらずで、10月2日に分解修理してみることにしました。



まずはリモコンを分解しなくてはなりませんが、ねじ類が一切ないため接着されているのかなぁと、リモコンカバーの接合面に爪を入れてみるとあっけなく分解できました。ただ一か所カバーのツメが折れてしまいましたが、たいしたことないわと無視です。



液漏れしていたので念のため、電池の+側が接触する金属板と−側が接触するスプリングをヤスリで磨いて、短絡除去のため基盤とボタンの裏側をアルコール除菌シートで拭きました。見た感じでは、どこで短絡しているのかぜんぜんわかりませんでした。 



カバーを合わせてしまう前に乾電池をガムテープで強制的に連結してセットし、リモコンが動作する状態にしてデジタルカメラを覗きながら試験してみると、赤外線はボタンを押すと発光して、離すと光は消えます。



あら、直った。修理に要した時間約10分とあっけなく修理完了です。



きちんとリモコンカバーは閉まりましたので、折れたツメは個人的にはなかったことにしようと思います。



地デジチューナーに向けてリモコンを操作してもきちんと動作するようになり、その後は問題なく動作しています(´・ω・`)b



いつもは尾ひれがついて、一筋縄では行かないことが多いのですが、あまりのあっけなさに拍子抜けな修理でした。



















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