湯たんぽキタさん



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湯たんぽキタさん
2021年2月6日


寒い日が続きますが、皆さん風邪などひかずに、お元気にしていますか? 私は年々体から油分が抜けているようでカサカサ、パサパサになってカユカユです(-_-;) 



そんな寒い夜を暖かくしてくれるのが、愛猫キタさんです。おおよそ12月〜3月までの期間限定ですが…(^_^;) それ以外の季節は、自分の気に入った場所で勝手にzzzしています。



私が帰宅後、夕食を済ませてくつろいでいる21時頃になると愛猫キタさんは、1階での昼間警備勤務を終えて2階に上がってきます。



その後カリカリを食べたり、私に膝に乗ったり、私の服の上で、繊維を爪が突き抜ける音を時折出しながらフミフミしたりして、夜間警備勤務までの間くつろいでいます。



夜も更けてきて布団に入ってテレビを見ている時間になると、キタさんは2階の夜間警備を開始して奥様の枕の上で待機するようになります。なぜかわかりませんが、奥様の布団の中には入りません。その点についてキタさんに強い抗議をしたようですが、無視され今日に至っています。



布団がばぁ臭いんじゃないかとの説もありますが、だれも命が惜しため説を立証しようとしませんので今もって原因は不明です。寝てるんじゃないかと、キタさんを見てみるとしっかりと薄目を開けて警備しています。



いよいよ消灯です。暗闇の中、じっとしているキタさんが突如として動き出し、1階の夜間警備を開始し始めます。



余談ですが、3週間くらい前に、階下の夜間警備に出たキタさんは1階のダイニングの扉が閉まってしまい一晩ダイニングに閉じ込められて、翌日朝に通勤準備のために起きてきた私に発見されるという不慮の事故がありました。



朝発見したキタさんは、テーブルの上に仁王立ちで、とても不機嫌な顔をしていました。その日は、キタさんの昼間警備の朝礼の時に、親父おふくろが居間に正座させられてトクトクとダイニングの扉の開閉についてキタさんから説教を受けたと聞いています。



リズミカルなステップで階段を下りて行って階下の各所の警備をします。 



やはり冷えるのでしょう、時折トイレの砂をかく音が闇夜にこだまします。「え…うんこだったらやだなぁ」と不安な私の心を見透かすように、これまた軽快なステップで1階の警備を終えたキタさんは2階へと上がってきます。



そして、夜食のカリカリをいい音を立ててむさぼった後に、私の枕元に来て頭突きをします。私の頭を布団の開閉ボタンと勘違いしているのでしょうか… 



仕方なく布団をトンネル状に開けてやるとそそくさと入ってきます。幸いこの時点で「うんこ臭い」と思ったことはありません。夜間警備終了で仮眠時間にはいります。キタさんは私の腕枕でないと寝ません。そのため、そのままキタさんが朝まで布団から出ないと、私は寝返りもうてません(-_-;) 



にもかかわらずキタさんは最初、私に背中を向けて寝ていたのに、しっかりと寝返りをうって私の方を向いて寝ることもしばしば。おまけに、寝返りしたときに前足を伸びさせたりすると、ちょうど私の顔に前足が当たり爪を出し入れしていようものなら顔に爪が刺さり目が覚めます(-_-;) 



実に自由奔放で身勝手なヤツです(-_-;) そして何事もなければ、そのまま消灯。 



ファンヒーターのタイマーが入る5時30分に起床し、私の布団を出てファンヒーターの前で暖まり、いつも5時45分に頭突きして私を起します。素晴らしい体内時計を持っています。その後キタさんは奥様を起こして朝の屋外警備に同行させ、今日も一日が始まっていきます。



キタさんは、冬場にはありがたい湯たんぽ代わりになりますが、湯たんぽほどは温かくはならなかったり、夜中にいきなり動きだしてびっくりして目が覚めてしまい寝不足気味になる等の問題点も多数ありますが、寒い季節には無くてなならない逸品となっています。




ただ寝不足で死にそうなので一年中はいらないかな…(^_^;)





















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