タイトリストCB712 NS950 練習場で打ってみた



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タイトリストCB712 NS950 練習場で打ってみた
2021年4月7日


3月9日にCB712 NS950を引き取りに行って、すかさず我家の家訓の「お磨き」です。ゴルフショップのお兄さん程度のいいものを選んでくれたようでグリップはそのままOKですし、大きな傷もなくきれいに磨くことができました。お兄さんありがとうございましたm(__)m 



お磨き後はCB712の実重量に合わせてウッド、ユーティリティーの重さを調整します。ウッドは3w、5wの2本、ユーティリティーは1U、2U、3U、4Uの4本の合計6本あり、すべて重量的には716AP2用に調整されていますので、とりあえずこの中からCB712用に、ほぼそのまま使用できるものを4本チョイスします。



考察の結果、1w、3w、5w、2U、3U、5〜P、50度、56度、パターの14本の組み合わせが調整に一番手間がかからないことがわかりました。各クラブの飛距離のつながりは3Uと5鉄の間が結構離れていそうですが、まずは試験的ですからやってみましょう。



まずドライバーはシャフトをアッタス3の6Sからノーマルシャフトに変更して306グラムとしました。黄色いシャフトからハデさのないダーク系の色のシャフトに変えるとまるで別のクラブのようです。



3wと5wはとりあえずそのままの重量で使います。あと2Uと3Uは716AP2用に重くするために貼ってあった鉛をすべてはがしてノーマル(シャフトはNS950)な状態にします。が、鉛を剥がすのが何気に大変でした。どこから剥がせばいいのか、その場所がわからず苦労して、やっと剥がせてもシャフトにべったりとノリが残ります(-_-;) すかさず異業種薬品「エンジンクリーナー」を引っ張り出してきて科学の力でノリを除去してもらいました。



これで良い感じの重量フローは出来上がりますので、後は「打つべし」ですので早速3月11日に練習場へ行ってきました。意識しなきゃいいのにと思いますが、クラブが軽くなっていると思うと振り回したくなり力が入ります。まず素振りでは…「716AP2と違いが判りません」



全体的に力が入ってしまっているのと、ネットでの前情報で712CBはダウンブローに…なんて書いてあるものですから打ち方もいつもと違っているのが自分でわかりましたので参考程度ですが、球を打った感じは若干716AP2と飛んでいる気がします。でもこれはクラブが軽くなった分+振り回す気持ち満載のためだと思いますので、落ち着いてきたら飛距離は似たようなものになると思います。



また打球が716AP2より左に引っ掛かり気味でしたが、これは重量に馴染んでくれば直るかなぁという感じで深刻ではありません。フェアウェーウッドについては2本ともヘッドが利きすぎて重く感じますので、戻ったらソールに付いている重りを1ランク軽い物に交換します。



ユーティリティーについては、まぁこんなもんかと言う感じです。ここでグリップを以前からやってみたかったインターロッキングにして712CBを打ってみます。今まで右手は添えるだけということで力を入れてなかったので、インターロッキングにすると右手にもある程度力が入り左手に違和感を覚えます。



それに慣れてくると手が滑ってスイングでクラブを投げてしまうのではないかという錯覚に襲われます。ってことはそれだけ振れてるということなのでしょうか。確かにインパクトはインターロッキングの方が力強く球に力が伝わっている気がします。716AP2の5鉄は712CBの5鉄と6g程度しか差がありませんので、振る気になれば716AP2の5鉄もインターロッキングで打てちゃう気もするので、これは後日検証です。



インターロッキングで練習中にゾーンに入ったのか球にきれいにバシバシ当たります。すぐに元に戻りますが時折そんなことありますよね…そんな中、ドライバーでホップアップしていく球が一球だけでました。ここしばらく見ていない球筋です。打ち方がCB712仕様になっていたのでしょうが、私にもまだそんな球筋のドライバーが打てたのかと、ちょっとびっくりしました。



その球筋が良いのかどうかは別ですが、打ち方とシャフトが変われば球筋も変わるということですよね。そうこうしているうちに、右手薬指脇にの皮がむけて練習終了です。インターロッキングはそこの皮がむけるのと右手小指が痛くなってしまうのが難点ですよね。インターロッキング悪くないのですがねぇ…



いろいろ考えた結果、グリップは今までの「右手は添えるだけ」の進化版というで右手の力もちょっと借りるノーマルなオーバーラッピングでしばらくやってみようと思います。また、切り返しの時にステップを踏んでいた左足については、再現性の向上のためにベタ足を採用してみます。ベタ足は切り返しのタイミングが取りづらく思えてしまって消極的だったのですが、腰の回転も抑えられて、オーバースイングにも効果があるかもしれません。



ゴルフを始めて30年近く経ちますが、まだこんなとこで躓いているなんて…ねぇ…(-_-;) お恥ずかしい…



712CBの打音は、まだ練習場の球しか打っていませんがコースボールで打ってもいい音だろうと思わせる音です。もちろん716AP2も芯に当たるといい音しますが、僅差でそれ以上かもしれません。打球の高さは球の上がりやすい私の打ち方では、712CBの方がスピンが利いた高さが出ていると思いました。そのため、アゲインストには弱そうです。716AP2でも球は高く上がりますがスピンの利いたというより、棒球な感じです。そのため風には強いのではと思います。



次に操作できませんので操作性とは言わず安定性としてお話しますが、まだ練習不足で断言できない中、716AP2に比べて当たり損ないの球は横方向で多少余計に曲がり、縦方向では飛距離ダウンが若干多いという感じですが、極端に難しさは感じませんでした。問題なくコースに持っていこうと思えるクラブです。ヘッドの大きさは今の世の中では小さいほうに属するようですが、DCI962→716AP2→CB712と30年近く同じような大きさのヘッドを使っていますので、なんの抵抗も不安もなく打ちに行けます。



軽量化目的のDG AMT-SからNS950-Sへのシフトはありだと思いました。このくらいの軽量化でしたらスイングを崩すこともなく、いけそうな気がします。




















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