| 2階天井内結露 |
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8月のとある日、帰省している娘が2階の天井を見ながら「雨漏りしている」と一言。天井を見上げてみると確かにシミがある…。建物の中央の方にあって天井を伝わってシミを作ったという感じではないので、屋根に穴開いたか?と思いました。これから台風が来るとニュースでやっているのになぁ…とシミの表面を触ってみると、あぁ〜湿っている… 雨漏りだ(´;ω;`)
侵入口は押し入れの一番上にある高さが50センチくらいしかない狭い押し入れからになるので、何気に大変です。なんとか腹も引っ掛からずに上半身を天井裏に送り込んで、腹ばいになって断熱材をどかしてみると、シミは目の前の野縁の下にできていました。
ハクビシンのオシッコか?とも考えましたが臭くはありませんし、仮にハクビシンが巣くっていたら屋根裏はもっと惨状を呈していたと思いますし、気が付きます。とりあえず、天井裏から室内に戻って埃だらけの作業着を着替えてからいろいろと考えることにします。
結露ねぇ…と天井材を見上げながらふと気が付いたのですが、天井材に野縁にそって黒く線が付いています。視覚には入っていましたが、気にもしていませんでした…野縁受直下の天井材とそうでないところの天井材に何かの違いが生まれ、それが色の違いとなって表れているのですが、天井材に色の違いとなって表れやすいのは、やはり水分かなと思います。
「現場」を見た限りでの推定ですが、原因は断熱材の敷き方にあるような気がします。野縁と野縁の間は断熱材が敷かれていますが、野縁の上に断熱材は敷かれていません。昔はこうした断熱材の配置の仕方が主流だったのかもしれませんが、今の屋根裏側の天井材の保温は、野縁の上にも断熱材を敷き天井材全面を保温すると記憶しています。
対策としては