勝手口のブロック撤去と敷石敷設



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勝手口のブロック撤去と敷石敷設
2021年9月5日


8月11日は、お勝手口から屋外の水道までの整地と敷石の敷設を行いました。






勝手口から水道までは3m程度なのですが、ブロックがゲームオーバー間際のテトリス状態に置かれていて、体幹強化にはいいかもしれませんが以前奥様がブロックに躓いてコケて、その痛みで5分以上動けなかったという失敗すると痛い目に合う我が家の難所に指定されている場所になります。



親父様からは涼しくなってからやってくれればいいと言われていましたが思い立ったら吉日で次の犠牲者が出ないうちに作業してしまいましょう。先日同様に朝9時から作業開始です。幸いなことに「現場」は終日ほぼ日陰なので助かりました。



まずは整地作業でブロックの除去から始めます。終日ほぼ日陰の水回りということでブロックの下にはいろいろな住人がいらっしゃいます。いつものごとく極力殺生はしたくないので、みなさんに避難勧告を出して安全な場所へ移動してもらいます。そうして移動させた石やブロックは延べ15個になりました。ずいぶんあったなぁ…



次に住人が避難したことを確認して整地開始で地面を掘ります。敷石は厚みが30oなのですが地中に埋め込んで地面と敷石の面とが同じ高さになるように施工する予定です。そうでないとまた躓く人が出てしまい意味がありませんので…



まず、タコ糸を使用して勝手口の地面から水道まで地面までの道のりを直線で表します。その線の通りに敷石を置いていければ水平ではありませんが凸凹ではなく直線的に設置できるということです。次にタコ糸から深さ30o(敷石の厚み)以上掘り下げていきます。敷石は300o角ですので、タコ糸の高さに合わせて全部で幅300o長さ3000oで深さ30oの溝を敷石1枚分ずつ順番に掘りながら敷いていくという感じです。



敷石は我が家の家訓「まずは何でもそろうケーヨーデイツーへ行け」にならって赤と緑の敷板を各5枚計10枚調達済みです。



きれいに並べるコツは、石ころとかはきれいに取り除き深さはタコ糸から30o以上掘って土を柔らかくしておくことです。そうしておいてタコ糸のラインと水平器を使ってタコ糸と垂直方向の水平を気にしながら敷石を置いて踏み込こみ、必要に応じて敷石の下に土を入れたり抜いたりして調整していきます。



また、掘る時に角はきちんとエッジが立つように掘ることです。エッジが立たない掘り方では敷石が地中で浮いてしまうことがあり、あとで敷石が沈み込んでしまう原因になります。そのためスコップは角型のスコップを引っ張り出してきたのですが、ちょっと力をかけたらボッキリと折れました(-_-;) 木の柄だったため劣化してしまったのでしょう。



仕方なく先の丸いスコップを持ってきましたが、地面は全体的に柔らかく、移植ゴテで大半を掘り進めることができますので助かりました。ただ、たった3mの距離ですが、掘ってみると大小さまざまな石が出てきて作業を妨げます(-_-;) 



買ってきた敷石のうち9枚を使って勝手口から水道までの間を敷きましたが、幅が300oなので年配者にはちょっと狭いかと思い、庭のそこらから敷石をかき集めてきて、もう1列敷石を敷くことにしました。赤と緑のカラフルさは色褪せましたが、やっぱ敷石は幅広い方がいいですね。 



完成後、親父に見てもらったところ、今回の改修部分とは違う場所で、一か所大谷石が通路に出っ張っていて足を引っかけて転びやすいとのお話がありました。現物を見たところ撤去できない重さではないと思いましたが、撤去するとその置き場に困りそうだしちょっと面倒くさいかなぁ…ということで邪魔な部分を割って除去して整形してしまうことにしました。柔らかい大谷石だから何とかなるでしょう。






ということで8月12日は朝から石工職人になることになりました。





















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