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TZR250(1kt)とチェーン、クーラント交換



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TZR250(1kt)とチェーン、クーラント交換
2020年7月19日


2017年4月にチェーンとクーラントを交換しました。



チェーンは、それまでノンシールでクリップで接続するチェーンを使用していました。理由は簡単で、チェーンをかしめて止める工具を壊してしまい、できなかったのと、以前チェーンをかしめた時に、その部分の動きが、他の部分より悪いことがあったからです。これは、チェーンの張りを調整する時に、タイヤを回転させるとチェーンの一部がまっすぐに伸びないで回転していて、給油しても、いい感じには、ならないからわかりやすいと思います。



ただ、そうなったのは私の未熟なかしめ方が問題だったと思います。が、トラウマになりました。



しかし、ノンシールチェーンは、フリクションロスが少ないのが特徴ですが、給油サイクルが短く、メンテナンスをこまめにしないとなりません。また、チェーンの伸びも早く、トータルな使い勝手はシールチェーンの方に、軍配が上がると思います。



そこで、今回は、安いカッター&かしめのチェーンツールセットを買って久しぶりに、シールチェーンにチャレンジしました。チェーンはDIDのシールチェーンVXシリーズです。購入動機は、安かった(=きらびやかでなく、いかにも質素、ノーマル風)からです。



まず、リヤホイールのアクスルシャフトとチェーンアジャスターを緩めます。取り外すチェーンは、クリップ式でしたので、チェーンをカットする必要もなくすんなりと一本のチェーンになります。それに新しいチェーンをつないでゆーっくりとリヤタイヤを回せば新旧のチェーンが入れ替わり後は、かしめるだけです。



かしめについては、メーカーの資料に極力準じたかしめ方に心掛けて一気にかしめないで、ソロソロと慎重に作業しましたので、問題なしです。かしめが足らないと、チェーンが外れて大事故になる可能性がありますが、かしめ過ぎると、不必要な抵抗を与えてしまうことになり、チェーンの円滑な回転を阻害してしまい、私のトラウマが重症化しますので、何事も程々がいいですね。



クーラントについては、水温が上がることもなかったので、フレームに付いているキャップを外して目視点検しなくてはならないリザーバータンクは、まったく点検していませんでした。その結果、タンクは黒く変色して補水がどこまで入っているのか、わからないほどになっていました。前回のクーラント交換もこんな感じでした (-_-;) 学習能力のなさが悲しくなります…



これはまずいと、ラジエターキャップを外して中を覗いたら、赤茶けたクーラントが…ラジエターを外してシリンダーヘッド内や、ラジエター本体、エンジンのインペラー部分と水路はすべて、水道水を通して洗い流しました。以前より出てくる赤茶けた水が少ないのが、まだ救いでした (-_-;)



そして、リザーバータンクは、メンテナンスしやすく、見えるところに付けよう。ということで、ラジエター脇に引っ越しとなりました。これなら、いちいちタンクを外すことなく、ラジエター系のメンテができますね。新たなリザーバータンクには100均で500ccのボトルを買ってきて加工ました。



一応、クーラント交換のサイクルは2年に一度と心に誓ったのですが、この文章を作成している時点ですでに約3年無交換…大丈夫かな…





皆さんも、水路が錆びるので長期にわたるクーラントの点検放置には注意してください。



って、私くらいか…