
フェンス補修
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2020年5月6日
2018年の10月に、親父から道路に面したフェンスの支柱が折れてグラグラしていると連絡がありました @@;
状況を確認してみると、敷地内の笹が風で揺らいでフェンスに当たってその力でフェンスの支柱2本が根元からポッキリ折れてしまったためにグラグラになってしまったようです。笹が当たる力なんで大したことはないと思いますが、長年当たったがための金属疲労ではないかと思います。
ちりも積もれば山となるというか、継続は力なりというか、自然の力はすごいものです。
そのまま放置しておくと道路を通る車にぶつかる可能性もあるし、フェンス自体がどんどん痛みますので早速修理方法の検討です。
ネットで検索すると同様のトラブルで修理をしている方がたくさんいらっしゃるようで参考になりました。
今回の修理方法は土日を利用して@土曜日にフェンスをバラシて折れた支柱の中のごみを取り除きAその中に入るL字アングルを2本30センチ前後露出するように対角に立てて、隙間をセメントで埋める。B日曜日にセメントが固まったら折れた支柱を刺して外側からドリルで支柱とL字アングルに貫通穴をあけてリベットで固定という方法にしました。
材料をそろえて早速実施しました。フェンスは30年近く風雨に晒されていた割にはねじ類はしっかりしていて分解するのには、そう手こずることはありませんでした。
支柱の中のごみについては、確か20~30センチ支柱がコンクリート壁の中に埋まっていてその中に、発泡スチロールが入っていましたので、それを柄の長いドライバーで可能な限りほじくり出しました。
そこに購入した1メートル物のL字アングルを半分に切って対角に差し込んで垂直に立ててコンクリを折れ口から溢れないようにめいいっぱい流し込んで固定しました。ネットでは折れ口はヤスリで均すようにとなっていましたが、私はそのままにしました。その方が折れ口に合わせて垂直に立てられそうな気がしたからです。
翌日曜日に折れた支柱をL字アングルに折れ口が合うようにかぶせます。ほぼ垂直になっていることを確認してドリルで支柱とその中のL字アングルに穴を開けてリベットで縫い付けます。
そのあと念のため壁から露出している柱の中のL字アングルの補強のために、支柱の上部からセメントを露出している支柱の中で、15センチくらい埋まる量を棒でつつきながら落としました。土曜日に流したセメントが固まっていますので支柱にはある程度強度が出ていますのでバラしていたフェンスを取り付けて作業終了です。
作業のために購入したのは、L字アングルとセメントだけでした。他にタコ糸、差金、リベット、等を使用しましたが自前の在庫品で賄うことができ、今回の作業も滞りなく終えることができました。
いつも思うのですが何事も段取り7分実行3分と言われるように、事前に下調べして作業手順をイメージし、それに則って材料を準備することが、実際の作業をスムーズに進めるために大切です。
それもまた楽しいのですけれどね (´・ω・`)b