TZR250(1kt)と葛野川ダムツーリング



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TZR250(1kt)と葛野川ダムツーリング
2020年5月1日


2013年4月27日にキャブセッティングを兼ねてTZR250(1kt)で葛野川ダムを見てきました。



当日は、会社関係の仲間と総勢6名、私の1ktとスズキの隼、250tのスクーターと忘れてしまったバイク1台と車1台の陣容だったと思います。私以外の5名は、会社の保養所のある軽井沢で一泊の予定となっていますが、私は途中から分かれて松姫湖にある葛野川ダムによって日帰り帰宅という予定にしていました。



なぜ葛野川ダムかといいますと、このサイトの関連リンクで紹介させていただいています、「山さ行がねが」でヨッキれんさん(サイト管理者)が、この葛野川ダムを訪れてトンネルの入口(坑門)が縦に2つ並んでいる珍百景があることを紹介していたため、自分の目で見てみたくなったからです。当日の工程は、中央道国立府中インターで集合して、武蔵五日市・あきる野市・檜原村を抜けて奥多摩町へ向うというものでした。



当時のキャブセッティング記録を見ると、55番とまだ濃いめのスロージェットでエアスクリューガチ開けに近い状態でした。このセッティングですと3000回転以下でクラッチミートすると失速して走らない状態で、3500〜4000回転でのクラッチミートのはずですので、今から考えると発進にまだまだ気を使う状態だったようです。多少高地でしたので、まだましだったかもしれませんが…



ちなみに今は2000回転でクラッチミートしてもするすると発進できます。旧奥多摩周遊道路の起点近くのT字路で一行と別れて、国道139号線を葛野川ダムのある姫野湖へと向かいます。



姫野湖は周りを高い山々に囲まれた湖でした。遠くに高い山並みが見える感じではなく、すぐそこまで山並みが迫ってきている感じで今までにない圧迫感を感じ、ちょっと特異な景色に見えました。



葛野川にそそぐ葛野川ダムは、水系の違う日川にそそぐ上日川ダムとコンビを組んで、昼間は下手の葛野川ダムに湖水を流すことで発電し、電力需要の少ない深夜にポンプで上手の上日川ダムへ揚水する揚水式発電を行っています。ここのポンプ水車の落差は揚水発電所としては世界最大規模だそうです。



その姫野湖にある葛野川ダムの上を対岸側まで進み、1ktを止めて姫野湖を見渡すとその一角に「 山さ行がねが 」で見たことのある光景がありました。トンネルの入口(坑門)縦二丁掛が。さらに、その右手の方には湖に向かってトンネルの入口(坑門)が口をあけています。そのトンネルから通じる道路は、湖面直前で右にヘアピンカーブを描いて湖に沈んでいきます。 



これは今までに見たことのない光景ですし、この場所以外では見ることはできないと思います。私にとっては一見の価値がありました。行ってみてよかったです。特に観光スポットがあるわけではないのでしょう、私以外には車が1台いただけだったと思います。



一通り、あたりの景色を堪能して葛野川ダムを後にして下流のふかしろ湖を有する深城ダムへ向かいます。、深城ダムは洪水調節や上水道を目的とする多目的ダムになります。葛野川ダムに比べると一回り、二回りこじんまりとしています。その深城ダムで一休みしてその後大月市に出て国道20号線を東京へ向かいます。



学生時代には時折来ていたこの地域も、本当に久しぶりになります。上野原・相模原・大垂水峠・高尾を抜けて中央道八王子インターより高速道路に乗り帰路へ着きました。年をとるごとに東京を抜けるのが億劫になってしまい、神奈川・静岡・山梨にはあまり行かなくなりましたので、記憶が正しければ、これ以降行ってないと思います。



どこか行こうかと思うときは、どうしても渋滞の少ない茨城方面になってしまいます。ストレスフリーで走っていて気持ちいいですからね。まして茨城方面には、まだまだ知らない良いところがたくさんあります。



葛野川ダムのトンネルの入口(坑門)縦二丁掛に興味がありましたら、是非とも「 山さ行がねが 」をご覧になっていただきたいと思います。



けっこうはまる人もいるのではないかと思います。




私もそのひとりです(´・ω・`)


















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