TZR250(1kt)とバッテリーアース線カットスイッチ加工



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TZR250(1kt)とバッテリーアース線カットスイッチ加工
2020年6月26日


これは、いつ頃改造したのか覚えていませんが、過去の資料を紐解くと2010年前後のようです。



2008年にそれまでのTZR250(1kt)のバッテリーがすぐに上がるようになり寿命と判断してバッテリーを交換したのですが、この交換したバッテリーが、詳しくは判断できませんがどうもハズレだったようでして…バッテリーのプラス端子に接続した配線が腐食してしまうのです (-_-;)



端子接続部分の配線内部の銅のより線が段々少なくなって、切断寸前になってしまうのです。おまけに端子部分は若干水分を含んだ変な物体が発生、成長しました (-_-;) 



腐食しては、新しく配線の被覆を剥いてバッテリーに接続していましたので、ハーネスのバッテリー接続配線が、どんどん短くなてしまいました。こりゃあかん >< ということでバッテリーのプラス端子とハーネスの間にギボシ端子接続の配線を追加してハーネスがそれ以上短くなるのを阻止しましたが、何かおかしい (-_-;) 



バッテリーのプラス端子周囲を得意のパテでを盛って、万が一バッテリー内の気体が端子部分より漏れていた場合の防止を行ってみましたが、変な物体の発生はある程度抑えられた程度で問題ないというところまでは改善されませんでした。ネットで同様の症状がないか調べながら我慢して結構使ったのですが、再度バッテリーを交換することにしました。



交換後は同様のトラブルは発生していませんのでそこらへんを考えると、バッテリーがハズレだったかなと思ってしまいます。そんなこんなで、再度バッテリーを交換しました。交換前にネットで調べていたなかで、メインキーをオフにしても微量に電気は流れているので、バッテリーのマイナス端子から配線を外してしまえば、その分バッテリー上りは抑えられるとのお話があったので、どのバイクにも有効なのかを調べもせずにバッテリー交換の時に改造しました。



バッテリー端子から配線を外すには、シート開けてサイドカバー外してバッテリーを引っぱり出さないと作業ができないので、横着な私には都度そんなことはできません (-_-;) そこでバッテリー端子から出てきたばかりのところにギボシ端子で配線を追加して、その配線の途中にスイッチを付けてオン・オフさせる方法にしました。



操作位置があちこちに散らばるのはいやなので、スイッチの取り付け場所は、タンクコックの付近としました。追加する配線はハーネスのバッテリー接続配線と似たような太さの物が手持ちであったので、それを使用してスイッチとステーはエーモン製で、その昔乗っていたステップワゴンに取り付けたカーナビの電源オン・オフに使おうと思って買っていて、結局使わなかった物を流用しました。 



スイッチの使用可能電力はDC12V・20Aとなっています。TZR250(1kt)の最大のヒューズはヘッドライト用の20Aですが、夜はめったに乗らないから大丈夫だろうと安易な考えで採用です。改造してから10年以上たちますが、燃えてないし大丈夫かな (^_^;) 



一応スイッチは露出なので配線部分には、伸縮チューブを使用して防水したつもりになっています。スイッチ本体は防水ではないでしょうが…



TZR250(1kt)降車時には、燃料コックとアース線スイッチをオフにするように心がけて現在に至ります。三か月以上TZR250(1kt)に乗らない時もありますが、メインキーをオンにするとニュートラルランプが点灯しYPVSはきちんと動作します。 


自然放電はしかたないとしても、バッテリーアース線カットスイッチを付けてから以前よりバッテリーのもちはいい感じがします。今更、調べるつもりはありませんが、闇電流が発生していて効果がでたのかなぁ… 


















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