TZR250(1kt)とアクセルワイヤー微調整



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TZR250(1kt)とアクセルワイヤー微調整
2020年10月2日


細かいことを気にすると、言われそうな気もしないでもないですが、気にする人は多いと私は信じています。それは、アクセルワイヤーの遊びのことで、遊びが大きすぎると私には、しっくりこないのです。具体的には3oもいらない程度のアクセルの遊びで十分です。それ以上の遊びは、私には大き過ぎます。



私のTZR250(1kt)は、CRキャブレターに変更している影響もあるとは思いますが、アクセルスロットルの近くにある、アジャスターで最大にアクセルワイヤーを引っ張るのですが、それでも引っ張り切れず、私にとっては大きめな遊びが残ってしまうのです。



スロットルから伸びるワイヤーはキャブレターの手前でオイルポンプを引くためのワイヤーと、CRキャブレターへのワイヤーとに分岐しているのですが、それらはプラスチック製の円柱状のタイコを介してつながっているので、CRキャブ側のアジャスターで引っ張って遊びを再調整というわけにもいかず、これ以上の調整は不可能です。



ろくすっぽ調べていませんが、スロットル〜分岐のタイコまでの遊びが大きすぎて、アクセルスロットルの近くにあるアジャスターで吸収できないと見たてました。



皆さんもそうでしょうが、フルブレーキング時とは違い街中での普通の減速時には、シフトダウンしながらアクセルをあおって回転数を合わせていますが、アクセルの遊びが大きいと、ブレーキを握りながらそれなりにアクセルを開けなければ、スロットルバルブが動かず、さらに4000回転以下で、若干のボコツキを残すCRキャブは、あおっても思ったように回転がついてこなくて、ちょっとストレスを感じたりしていました。 



そのため、実に20年近く前からハイスロにすれば解消するかなとか考えたりしたのですが、実行する術がなかったり、確実にワイヤーの遊びが修正できる確証がなかったりしたこととノーマルのスイッチ類、ホルダーを使用したかったので、改造することはありませんでした。



最も確実な対処方法はアクセルホルダー下で、アクセルワイヤーとホルダーとを固定しているボルト部分と、ホルダー内へのアクセルワイヤーの引き込み口の部分の2か所に、同じ高さのカラーを咬ませることと個人的には、思っていました。



しかし、市販のワッシャー類では外周がありすぎて、ワッシャー同士が干渉してしまい、取り付けることができませんでした。かと言って老眼で虫眼鏡で見ないとならないような、小さなカラーをワンオフで作ってもらう気にはならなかったし、そもそも、そんな小さな部品では、バイク屋さんの設備では作れそうもなさそうだし、だったらどこへ頼めばいいのだろう??となり、ほんとどーしたらいいのー!! >< ってことで、今後の検討課題とし、約20年間激しく繰り延べ放置していました。 



でも、そんな時代とは、さよならです



ちっちゃなカラーでも必要数量をネットで購入できるようになったのです。カラーの肉厚、内径、外径を指定して、自分の欲しかったカラーとピッタリサイズのものを探せるのです。正直びっくりしました。



今回は3o厚のカラーを手配しましたが、装着した感じでは、5mm厚でも良かったかなと思っています。でもおかげでスロットル側のアジャスターの調整範囲内で、満足できる遊びになりました (∩_∩ )  アクセルをあおると以前よりも遊びが少ないので同じアクセル開度なら、回転の上りがよく1ktの調子がよくなった感じにさえ思えます。



でも小さなカラーなのでアクセルホルダーをはずした時に、無くさないように注意しないとです。でも、うれしい悲鳴かなぁ ( =@ω@=)フフフ



加工設備の揃うわけのない素人でも、モノによっては思い描いた加工品を手にすることができ、それにより自分でできる範囲が確実に広がってきていると感じさせる出来事でした。



















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