簡易温室解体



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簡易温室解体
2020年8月7日


2020年3月の三連休の初日、バイク(1kt)のクーラント用リザーバータンクの交換をしたついでに以前よりおやじに頼まれていた、簡易温室の解体を行いました。ねじが錆びていて回らないために、自分で解体するのを親父は諦めたので、ここは工具のそろっている家内営繕部の面目躍如、腕の見せ所です。



簡易温室は、さしたる大きさではなく足の部分で補強板と四か所ボルトナットで固定されているだけで、あとはパイプを差し込んで組み立てるタイプです。



まずは、ボルトを外すためにCRCを吹きかけてナットが回りやすくなすようにしてみます。ボルトは6oで、それ用のソケットはレンチに差し込む部分が2分のため、いつも使用している工具は使えません。レンチではなくドライバータイプのものがありましたので、それでナットを回してみましたが全く回りません…。親父が諦めたのもわかる気がします。



そこで電動ドライバーで2分の差し込みのソケットを回せる秘密兵器を出してきてチャレンジしましたが、ナットは回りますがボルトも供回りしてしまい外すことができません。ん〜手ごわし (-_-;)  



ボルトは六角ではなく+ドライバーで回すタイプですので、+ドライバーをあてがってみましたが、頭が舐めてしまっているのでボルトの回転を止めることができず、緩みません。



ここで、手持ちの工具での頭脳的な解体は万策尽きて不可能となりました。



仕方なく肉体派工具のハンマーとバールの登場となりました。ボルトナット付近のパイプをバールとハンマーでつぶして、パイプとボルトナットに隙間を作り、そこにバールを突っ込んで首振りでボルトナットをねじ切ります ><



4本のボルトナットをそうして外して次はパイプが差し込まれている部分を引き抜くため、再びCRCを吹き掛けますが、予想通り全く抜ける気配がありません…ん〜何年風雨に晒されていたのでしょうか… 



こうなったらパイプも金属疲労で切断しましょう…仕方なく、どうにもならないときに、引っぱり出す最終工具である、総重量80キロでどんな自前の工具にも対応不可能な柔軟な動きができる私がボートのオールのようにパイプを前後させてパイプを切断しました。



すべての作業が終了し、細かくなったパイプ類を紐で縛って作業終了です。細々した部分の機能が失われ再使用を考えない、その役目を終えたものを解体するときに、最後にものをいうのは、自分の体力を最大限に活用した破壊力ということでしょうか。





体が資本とはよく言ったものだと思いました(´・ω・`)


























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