TZR250(1kt)とスポーツチューニング



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TZR250(1kt)とスポーツチューニング
2019年12月30日


購入後35,000キロを越えてきた中、あれだけめちゃくちゃな改造をされたにもかかわらず、特に不調な症状もなかったTZR250(1kt)ですが、SSイシイにオーバーホールに出すことにしました。



4ストのGSX-400Fは、オーバーホールもせずに、8万キロ走ったので、まだ走るだろうと内心思ってましたが、月間オートバイにSSイシイの広告で3万キロでチェックした方が良いと書いてあったのです。



が、それよりも目に入ったのが「スポーツチューニング」という文字でした。



オーバーホールと一緒にやれば、たしかプラス6万円で45馬力が50馬力になるというものでした。ポートとYPVSの加工と軽量ピストンピンの組込み+@のメニューだったと思います。



6万円で、オーバーホールがてら5馬力買えるということで、大枚はたきました。オーバーホールの交換部品の詳細はクランクシャフト、ピストン、リング以外は、忘れましたが、当時のお金で、総額15万円くらいだったと思います。




SSイシイに出した時は、新松戸のジェーソンに切り刻まれたインシュレーションは、新品に替えてノーマルキャブを装着していました。SSイシイの店内にはリングが1本のピストンが展示してあったのを覚えています。



その1本リングのピストンのことを聞いたところ、リングの消耗が激しいので、こまめにシリンダー開けないとならないから、パワーが出てもお勧めしないと言われました。もちろん公道では、使用不可ですよと言われました。ごもっともです。




そんな会話の中で、教えてくれたのが、純正キャブの改造です。ノーマルキャブでは、エアクリーナーをはずすと中低速のセッティングが出ないということで閉鎖してあるエア吸気を開放して、ジェットニードルまでの通路を拡大するというものでした。これはF3マニュアルにも書いてある技なのは、後で知りました。店員さんは、わざわざ絵まで描いてくれたので、これはやるしかないと…。



店員さんのチョイスで、ニードルジェット2・3種類をレース用ということで買って帰りました。



その後、解体屋さんを回って2セットキャブレターを入手して改造しました。が、ドリルで穴を拡大するのが、当時の私にはとても難しく、1セットは大幅に、もう1セットは微妙にずれてしまいました。



仕方なくインチキ対処法で走らせていましたが、走行フィーリングとかは、もう覚えていません。でも覚えてないってことは、そこそこ走れたんでしょうねぇ。間違いなくCR-33と比較すれば、問題なくそこそこ走れてたと思います。



SSイシイで一番びっくりしたのが、オーバーホールから戻ってきてからというもの、yuzoからオイルが全然飛散しなくなったことです。



サイレンサーの排気口触っても、ススしか付きませんでした。主にオイルポンプの調整だと思いますが、これ(1kt)本当に2スト?とみんな驚き感心していました。



また、スポーツチューニングの効果は、7000回転以上の力強さが増しました。実際この時から約10年後に冬眠していたTZR250(1kt)を復活させた時にyuzoを装備した状態で、馬力測定したら49馬力出ていました。


SSイシイさすがです。


加工してもらったシリンダー、YPVSは、今でも大事に油付けにして保存してあります。



















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