| TZR250(1kt)と双葉郡再訪5 |
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JR竜田駅は今まで見てきた駅舎と異なり近代的な駅舎に作り変えられていました。
わずかに駅の看板が当時を物語っているだけとなっていました。
7年前にあった商店やその他の家屋はなくなり更地になっていました。
2015年当時の常磐線は竜田駅以北は帰宅困難地域に含まれている部分があり不通区間となっていました。
電車はくるようになったものの、人が住んでいることを感じられない駅前と町並みだったことを記憶しています。
これまで見てきた場所の復旧、復興速度も決して早いとは思いませんが、ここらへんから北はさらに速度が遅くなっていることを感じさせられることとなります。
竜田駅前から少し離れたところにあった楢葉北小学校は、今年3月に楢葉南小学校と統合、廃校となり建物が解体されて更地になった片隅に、すべてを見てきた二宮尊徳像がもの悲しく残っていました。
以前は役場の駐車場に「ここなら商店街」がありましたが、今は金融業の店舗が1つあるだけでした。
すぐ近くにも大きな商業店舗ができていましたので、「ここなら商店街」の使命も果たされたのかもしれません。
平地を走っていた国道6号線が峠道に差し掛かり木々の中を進むようになるとしばらくして福島第二原発の入口の案内が出来てきます。
東日本大震災の時、福島第二原発に異常がでなくて本当によかったと思います。もしも…と考えてしまうと本当に怖くなります。