| TZR250(1kt)と双葉郡再訪6 |
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富岡町の月の下交差点を左折した先には、商店街がありましたが2015年当時はまだ居住できない状態で警戒中のパトカーが走っている以外に人影はなく、信号機が無機質に規 則正しく灯っているだけでした。
現在は建物を取り壊して更地になった所もあり、道沿いの店舗は歯抜け状態となってしまっていて、残っている店舗でも震災の時から時間が止まってしまっているため、朽ちてしまっているものもあります。
駐車場に車は止まっていますが、社用車が大半です。残念ながら商店街としての機能は失われてしま っています。ある程度想像していましたが原発のダメージはあまりにもでかすぎます。
沈んだ気持ちのまま引き返し、月の下交差点で国道6号線を横切ると間もなく見えてくるJR富岡駅は建 て直されてきれいになっていました。
以前は津波で駅舎はプラットホーム以外はすべて流されてしまい、付近一帯も海水に浸かってしまいましたので大がかりな整備に なるのも無理はなく、今まで見てきた駅舎やその周辺とは異なります。
駅はその地域にとっての色々な意味で玄関口になりますのでとても重要です。駅舎は華美ではありませんが、人々の期待が込められた感じがします。
いつの日か多くの人が行きかう活気ある駅になってほしいと心から願います。いつか電車で訪ねたいと思います。
JR富岡駅を後にして2015年には訪れることのできなかったJR夜ノ森駅を目指して国道6号線を北上します。
途中、富岡町東日本大震災慰霊碑に手を合わせるために、双葉警察署に立ち寄りました。
気さくなおまわりさんで、夜ノ森駅への行き方を教えてくださったり少しの間世間話をさせていただきました。
本当にいつもありがとうございます○┓ペコッ
富岡町東日本大震災慰霊碑には2015年当時は、津波に巻き込まれたパトカーが安置されていました。