TZR250(1kt)と双葉郡再訪7



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TZR250(1kt)と双葉郡再訪7
2022年11月8日


JR夜ノ森駅へは国道6号線から県道112号線に入り、その後線路の西側を進みました。2015年と同じルートです。





線路沿いの道は、一部変更されていて駅前はきれいに整地され、小さなロータリーも作られていました。近くには美容室「ミスト」さんがあります。





居住されている方もいらっしゃり、震災後、夜ノ森を離れ他の地で美容室を営業されている美容室「ミスト」さんは、そうした方々のために週に何回か夜ノ森での営業を再開されたとテレビで見た記憶があります。







さらにしばらく進むと三叉路が出てきます。





2015年当時は、この三叉路から先は立入禁止で傍にパトカーが停車していて進むことはできませんでした。







また当時は線路の東側一帯も立入禁止となっていましたが、今回は解除されていますので、一旦来た道を引き返してJR夜ノ森駅の東側に向かうことにします。






駅の南側の跨線橋から駅までの道やその周辺は整備され雑草の処理も行われていて人の手が入り始めていることがわかります。









ただ、更地が多く事業でここを訪れる方以外は決して多くないという感じです。
















春は道の両脇の桜が満開で美しいさくら通りは、廃屋となってしまった手つかずの家屋がまだ残されています。



福島第一原発に近づくほど立入禁止期間が長かったため、次第に荒廃した街並みが多くなってしまっています。



そんな中でも、進行速度は別として着実に元の街並みを取り戻すべく多くの方々が努力されていることは、感じ取ることが出来ました。






さくら通りを直進し、小良ケ浜の三叉路を左折してもう少し北上してみることにして大熊町へTZR250(1kt)のハンドルを切りましたが、通過する道沿いの民家の入口には、2015年の夜ノ森付近にあったようにバリケードが施され、人の立ち入りを禁じられています。




福島第一原発の南側はこれ以上進んでも時間はとまったままで変化はありませんでした。見るのもつらくなるので今年の双葉郡の再訪はここまでとします。




福島第一原発のほぼ西側横に当る中央台交差点で県道252号へ左折して常磐自動車道大熊ICより帰路につきます。



途中、JR大野駅の近くを通ったのですが、気が付かずスルーしてしまいました(´;ω;`) 失敗しました。



JR大野駅も2020年3月の常磐線全線運転再開に合わせて一新され、無人駅ですがカメラ機能でオペレーターと対話しながら切符が購入できる「話せる指定席券売機」が設置され、駅舎には3基のエレベーターと公衆トイレ、待合室を備えているそうです。



















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