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2020年3月14日 ![]() だって何度も床下入りたくないですから… これまで、補修方法については、根太と根太の間に簡易根太を仮設して、根太の間隔を狭めて、床上からの重量を分散するようなイメージで補修していましたが、今回は根太と根太の間に補強板を敷き、その板を簡易根太で固定し、床上からの重量をほぼ面で受け止めて分散させるという、床下からの補修で考えられる中では、もっとも手の込んだ補修方法と思われる方法を採用しました。 事前に縁の下に潜って根太本体の厚み、長さ、根太と根太の間の寸法をきちんと調べて必要となる板の切り出しと、簡易根太の加工を行いました。 補強板は12oの構造用合板を使用して、必要な寸法に丸鋸でカットしました。簡易根太は、根太と同じ45oの高さの物を使用して、大引きにかませていたため、補強板を敷くとその板の厚みだけ正規の根太より厚みが増えるので、大引きにかますことができなくなります。そこで簡易根太の両端をノコギリとノミで板の厚みの12o切り欠いて大引きに差し込めるように加工しました。ただ、ピッタリ12oカットなんてできないし、簡易根太を差し込んだだけでは、床を歩く振動で簡易根太がずれて利かなくなることがあるので、今まで同様にL字金具でビス止め固定です。釘で止めると、その後補修が必要になったときに大変なのでビス止めです。 ![]() しかしやらねばなりません。勇気を出して、いよいよ作戦開始、縁の下へGO!です(´・ω・`)b 必要寸法にカットした板の上に作業灯、コードリール、そして新兵器の電動ドライバー、簡易根太等を載せて数回に分けて「縁の下の戦場」付近へ送り込みました。そして満を持して、いよいよ作業開始です。 まずは、今固定されている簡易根太を取り外します。以前は、手動ドライバーで地道にねじ止めしてて、手が何度も死にかけましたので、今はケーヨーデーツーで電動ドライバーを購入し、実戦投入していますが、激しく楽です。電動ドライバーは、手首の負担や作業時間短縮を考えたら、簡単にもと取れますので持っていて損はないと思いました。 安物でありながらも、ねじ止めの時のトルク管理も数値ではないですがダイヤルできますので、ねじを締めきれなかったら、ドリルの回転を落とせばいけます。まして、今回は400本打ちますので、手が確実に死にます。 ![]() ![]() どれだけの時間がかかったのかは、覚えていませんがそれなりの時間は、必要だったと思います。 補強し終わって、地上側から床を踏んだ感触は、がっつり硬かったでした。簡易根太で根太のピッチを狭めるだけより明らかに硬く仕上がっています。 その後、2017年7月と2019年10月に、今回の修理で見落としてしまった部分を若干の補修をしましたが、これは私のチョンボで、対処方法の方向性に大きな問題はなく、今に至ってます。 しばらく縁の下に潜らなくてもいいかな(^_^;) |
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