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2020年4月5日 ![]() その時期でも、家を大事に、長持ちさせるため家族の入浴がすべて終わったら、送風運転をして浴室内をなるべく乾燥させていたのですが、それができなくなったとのことでした。とりあえず故障した浴室暖房乾燥機を取り外し、動作確認しましたがリレーが一つダメになっているようで、そのために、送風モーターが回らなかったようです。ともあれ、故障した浴室暖房乾燥機(略してバス乾というらしいです)は、交換しなければなりません。 ![]() 代替機は何にしようかと、浴室暖房乾燥機について調べていくと、どうやら機種によっては100Vと200Vの機種があることがわかりました。ちなみに、我が家の浴室暖房乾燥機は100Vです。この電源の違いによる性能差は、ヒーターの発熱量にあるようです。当然暖まり方の差となって表れるのですが、カタログ数値を見ると200V機種の方が明らかにパワフルです。カタログ内でも、ユニットバスでない我が家ような従来工法で天井の高い浴室は、200Vをお勧めしますとしっかり書いてあります。 ![]() まずは寸法、ダクト位置、値段他色々と検討した結果、高須産業製200V機種のBF-231SHA2を代替機にすることにしました。更に配線を調べると、既存の配線でいけることもわかりました。バス乾の交換は本来であれば、故障したバス乾を取り付けてくれた業者さんにお願いするとこなのですが、すでに廃業されているので、今回はネットで業者さんを見つけてお願いすることにしました。 ![]() 作業自体は、故障したバス乾からダクト、電源線、リモコン線を取り外して、バス乾本体を取り外して代替機の天井開口寸法に合わせるため、既存の開口を小さくなるように天井裏で垂木を渡して加工して、その開口を化粧してくれるバス乾オプションの「本体取り付けパネル」と、バス乾本体の固定ができるよう、天井裏で補強材を渡をしてダクト、電源線、リモコン線を取り付けて、バス乾本体とパネルを天井にビス固定し、リモコンに配線して最後に200Vのブレーカーに電源線を差し替えて、動作確認して終了という感じでした。一番時間のかかるのは、開口寸法の成形と、補強といった天井裏の作業でした。 ![]() 最後に高須産業さんに、我が家のバス乾をネット登録してすべて終了です。 故障した浴室暖房乾燥機とまったく同じ仕様の200Vの機種を入れたわけではないので、一概に比較はできませんが、200V仕様は間違いなくパワフルです。100Vの時は真冬に温風がほとんど降りてこなくて、浴室内はほとんど暖まりませんでした。しかし200Vは温風が下りてくるのを感じられ、室内が暖まります。私の両親は健在ですが高齢ですので、真冬の入浴時のヒートショックについては、自分自身でも死んじゃうくらいに寒さを感じていたので少々懸念していたのですが、この200Vバス乾は、その懸念をだいぶ払しょくしてくれました。 今、我が家は築30年になりますが、それでも200Vは配電盤から取ることができました。もし、100Vのバス乾が故障してその暖房能力に不満があるようでしたら、配線工事の費用や暖房効果は個々に違いますが、施工業者さんとの打ち合わせのなかで、200Vの浴室暖房乾燥機(バス乾)の検討は、してもいいのではと思いました。 |
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