トイレからの漏水、床補修 準備編



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トイレからの漏水、床補修 準備編
2020年3月20日



トイレの排水の漏水修理ということで、あまりきれいな話ではありませんのでそれをご理解の上、読んでいただければと思います。ただ、修理している本人は、それどころではなく、真剣そのものです○┓ペコッ



2017年7月の床補修から一か月も経たない8月に、我が家のトイレの甚大なトラブルが発覚しました。便器が揺れます。確かになんか便器が揺れるなぁ…と感じてはいたのですが…



だいぶ前から、トイレの床材が黒ずんできていて、その除去方法を色々とネットで模索してはいたのです。原因はカビとか皮脂とかで、磨いたりなんだりして対応ってのがたくさんありましたので、床材の表面からの問題であるとばかり認識していました。まさか排水漏れで床材の下から湿気が上がって床材内部で黒く変色してるなんて想像もしていませんでした。



皆さんも、床材を表面から磨いても、何も変化がなかったり、便器がなんとなくユラユラするような気がしたら、排水漏れも疑った方がいいです。



我が家の場合は、黒ずみが取れないので、床材を張り替えようということになり剥がしてみたら、床板の構造用合板が、排水漏れで腐食してえらいことになっていた。という感じです。



排水漏れの原因は、便器をぞんざいな扱いをしたからだと思われます。もっと愛情をもって便器に座ればよかったのでしょうが、勢いに任せてドスドスと座るので、便器もムギュ〜っと悲鳴をあげていたのでしょう。また我が家の愛猫キタさんはトイレの高窓から外を眺めたたくて、便器から高窓に1Mくらいのジャンプを思い切りかましますので、今考えてみれば、そのたびに便器は、グラグラと揺れていた気がします。



なんとかしないとならないですが、親父曰く、大工さんに頼むと10万円以上かかるそうだとのこと。



10万円か…、もったいないか…



ん〜…やれるだけやってみますか。ということで家内営繕部(部員私一人)が受注しました。受注対価は、いつもと同様に缶ビール6本です。家内営繕部は、クーラーを取り付けようが、縁の下に潜ろうが、技量、作業時間に関係なくいつも受注対価は缶ビール6本です。時折350tが500tになったりしますが…



普通の会社ならとうの昔に倒産しています。そのため、たまに私腹を肥やすために必要部材の中に、自分の欲しい工具や部品をこっそり忍ばせて購入したりして少しずつ備品を増やしてきました。



さてさて、どうしましょうか。まずは濡れてしまっている構造用合板を乾かさなくてはなりません。そのために、工期を二期に分けました。まず、一期工事は、床材を剥がして構造用合板を露出させ乾燥させます。同時に簡易的に便器の水漏れを修理して、便器を設置してトイレが使えるようにします。その状態で1-2週間経過したのちに二期工事に突入です。一期工事終了後、構造用合板の腐食具合を確認し、その程度によって、補修方法を検討しておき、二期工事は、それにのっとり補修して床材を貼って終了ということで、工期が2〜3週間のお仕事となります。



その中で、一番注意しなくてはならないのが、家族の膀胱と人間性を守るために、工事当日の夜には必ずトイレは使える状態にしておく。ということです。みなさんも想像すればわかりますよね…



工事に入る前に、トイレの構造について勉強しました。その結果、一番問題になるのが、便器用のフランジは、プラスチック製で排水の縦配管に、塩ビの接着剤で接合されていることでした。



塩ビの接着剤は強力で剥がせないというイメージを持っていたため、とりあえず、縦配管を適当なところでカットしてソケットでつなげる方向でと思っていましたが、ネットで調べれば出てくるものです。縦配管に差し込まれて接着しているフランジの差し込み部分を塩ビ縦配管の内面を傷つけない程度になるべく細くカットして、それをペンチ等で慎重に剥がせば、きれいに剥がせるようです。いいこと知った(´・ω・`)b



そこで、鋸刃と取っ手の角度が調整できるベストソーなるものをネットで購入。また、当然ですが便器を調べてサイズの合う大便器用フランジとガスケット、塩ビ接着剤、ロータンクと便器の接合部のパッキン等の修理部品も、調べて準備しました。






満を持して一期工事開始です。





















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