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TZR250(1kt)とドラレコLANCERTECH DV188



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TZR250(1kt)とドラレコLANCERTECH DV188
2020年8月16日


2017年の東名高速あおり運転事故の影響で、ドライブレコーダーが売れていると2018年春にネットが教えてくれました。



ドライブレコーダーは、いざという時に自分を守ってくれるアイテムになりますが、場合によっては自分の悪行をさらけ出してしまい、自分で自分の首を絞める凶器にもなり得るので、自分の胸に手を当てて自分はドライブレコーダーに守られる人間なのか、暴かれてしまう人間なのか考えてみまして、結果、私自身はそれほどドライブレコーダーとは仲良くなれないだろうという結論に至りました。ただ、自分の走りが記録に残るというのは、ちょっと惹かれました。 



で、ネットを検索してみたら、中国製ですが前後2カメラのドラレコが目につきました。調べてみると、ドラレコの画面に、後方の映像が出せるようです。



これは、付け方によっては、頻繁に右手、左手と内側にしぼりながら全体の2/3に腕が映ってしまっているバックミラーを覗き込むようにして、後方確認をする回数を減らせるかもしれない…ある意味安全運転につながるかも…ということで2018年6月にポチしました。



購入したのはLANCERTECHのDV188です。特に配線は、特筆するものもなくできてしまったのですが、ちょっと配線が長すぎて余った部分をどこに隠すかがちょっと考え物でした。考えた結果、当時すでにハーフカウルが付いていましたのでシート下ではなく、そのハーフカウルの中に隠すことにしました。



カメラは、フロントはカウルの下、リヤはナンバーの上と、まぁ王道の位置に取り付けて、早速試乗してみたのですが、前後とも画像がゆらゆら揺れるコンニャク現象が出てしまって、見づらくて仕方がありません。見て思うに、カメラのステーが貧弱すぎるのが原因のようです。 



何気に2ストって振動出ますからねぇ。でもレビュー見てもあまり振動云々をいう方が少ないので4ストは、あの細いステーでも大きな問題が出ていないのだろうと思います。



その後は、試行錯誤で取り付け位置をあっちこっちに移動させたり、防振ゴムを噛ませたり(これは余計に悪化しました)と行った結果、フロントはライト脇当たりのフロントフォークに、ステアリングダンパー用のステーを使用して取り付け、リアは、タンデムステップの内側に結束バンドで止めました。



特筆すべきは、弱っちいカメラのステーに、前後とも空調用のパテを盛って補強した点です。見た目は、かっこよくないかも知れませんが、効果は絶大で、コンニャク現象が出なくなりました。



ただ、リアがタンデムステップの裏側にカメラがあるので、画像にタイヤがずいぶんと入り込んでしまっていますが、お愛嬌ということでご勘弁です。 



ドラレコを取り付けたおかげで、走行中の画像見て楽しむことはできるようになりました。延々と見るほど根性は座っていませんが…



でも、欲を言うとやはりどこを走っているのかがわかるGPS対応だったら…と思います。(その後早々にGPS対応機が出てきました (´;ω;`))



前述の通り、走行中に後方画面が映るようにしておけば、画像は小さいですが後方確認ができますので、おまわりさんに追いかけられていないか確認できて安心できます。これは結構使えると思います。しかし残念ながら電源をオフにすると初期設定に戻ってしまうため、乗車するたびに設定を変えないとならないところが、ちょっと面倒です。 



今では、GPS付で当時と大して変わらない金額で購入可能ですので、ドライブレコーダーに守られる人間なのか、暴かれてしまう人間なのかは別にして装着してみてはいかがでしょうか。



LANCERTECHのDV188 それなりに楽しめます (o^-^o)