TZR250(1kt)とオイル交換
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2020年11月11日
TZR250(1kt)のオイル交換は、ミッションオイルということもあって5,000キロ毎に交換していました。
以前乗っていた4ストは3,000キロ毎の交換を行っていました。エンジンオイルは、潤滑、冷却、洗浄等人間の血液のような働きもしますので、劣化したオイルはエンジンにとって良くないであろうことは想像がつきます。
そんなこともあり、わりときちんと距離で管理して交換していたのですが、ちょっと問題が…年に5,000キロ走る人なら年1回のオイル交換ですが、年に1,000キロも走らない人は、距離で管理するとオイル交換をするまでに、相当な年数がかかってしまいます。
ちなみに私のTZR250(1kt)の最後のオイル交換はいつだったか覚えていませんが、年間500〜700キロしか走りませんので楽に5年以上オイル交換していない計算になります。特にミッションの入り具合が悪いわけではありませんが、一回だけギアが噛み込んだように固くなってシフトできなくなったことがあり、交換しなくてはとの思いに駆られていました。
そこで3月15日に決行しました。ミッションオイルはヤマハの純正オイルを使用します。
私のTZR250(1kt)のオイル注入量はクレーム対策前の750CCのため、以前は一応対策後の指定量の1000CCを入れていました。しかし、サーキット走るわけでもないし、そう簡単には壊れないだろうと、今回はマニュアル通りの750CCを封入します。
まず、エンジンをかけて3分程度暖気してからスタートです。二ヶ所のドレンボルトを抜いてオイルを抜き、抜き終わったらボルトを締めてミッションオイル注入です。ボルトを締めるときに注意したいのが、皆さんおわかりでしょうが、きちんとおねじとめねじが、かみ合っていないのに、いきなりレンチを使って締め込んでネジ山をダメにしてしまうことです。
私はいつもねじを相当ねじ込んでからレンチを使うのですが、今回ドレンボルトの内の1つが、なんだかいや〜な感触の閉まり方をしました。こんなところのネジ山つぶしたら一大事ですので、外してねじを点検したら、5o程度の長さでネジ山に食い込んだアルミ地の金属を見つけました><
幸いにも、ネジ山は無事でアルミ地の異物を取り除いて、手で最後に近いところまで締めてから、トルクレンチで締めたところ無事に閉まりました。けど、ドレンボルトのメネジを若干削っているのは事実ですので、次回は用心深く作業したいと思います。
抜いたオイルは粘度はありますが、ちょっとサラサラしすぎているような感じがしました。また、オイルレベルゲージから見えるオイルはきれいそうに見えたのですが、出してみると普通に汚れてました。また、水分混入というほど大げさではありませんが、何となく水分白乳かなと思える部分がありました。
TZR250(1kt)のエンジン腰下には、ブリーザーパイプがついてますのでミッションオイルが大気に触れることもあるでしょう。また、エンジン内部の空気も気温の寒暖で結露することもあるでしょうから、そうしたことが原因でしょうが、そうなりやすくしているのは走行距離が伸びないのは、わかっていながら距離でオイル管理をしていた私自身です。
これからは、オイル交換は走行距離と時間との併用で管理したいと思います。
新聞の折り込み広告で、いつもの特製ジョウゴを作ってオイルを注入し作業終了です。交換後のオイルレベルゲージから見えるオイルは、やっぱり交換前よりも透明感がありました。
シフトフィーリングは、数値に表せないですが、交換前より良くなっています。
もちろん交換後のオイルは、得意のおが粉にまぜまぜして燃えるゴミでポイです。