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TZR250(1kt)と双葉郡再訪8



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TZR250(1kt)と双葉郡再訪8
2022年12月3日


そろそろ帰路につこうかと大熊ICから乗った常磐自動車道でしたが、お土産を買うのを忘れていたことにも気が付き、ならはスマートICで降りて道の駅ならはで買い物をして、広野ICから乗りなおして帰ることとなりました。 



お土産にはやっぱ「なみえ焼きそば」ははずせませんよね。土産を写メって帰宅予想時間を家族にラインしたところ、土産から福島にいることが即座にばれて、帰宅後正座させられ厳重注意処分となりました。が、馬耳東風です。



茂原にあるお菓子メーカーの(株)三真さんに行った時もそうですが、タンクの上に荷物満載で走りづらそうと思われるかもしれませんが、学生時代の競馬新聞の配達のバイトをしていた時にタンクの上に新聞積んで走っていましたので特に気にもなりません。リヤシートでは落としてしまいそうですしね。



帰路は体の痛みとの戦いでした。特にクラッチがしんどかったんで、下道では使わなかったバトルシフターを活用して疲労軽減をはかります。本来の使い方と違いますが、やっぱ楽ですね。前傾ポジションのため肩にも疲労がたまってきています。



前回は、ここで無理して休憩一回で帰ってしまったため、三日三晩筋肉痛で動けませんでしたので今回は、こまめにPAに立ち寄って休憩しました。いきなりトイレに行きたくなり四ツ倉PAで立ち寄ったのをはじめ、中郷PA、田野PA、千代田PAと時間にして1時間も走らずに休憩していました。マスツーリングだったら怒られますね(^_^;)



友部ICを過ぎたあたりから車の量が増えてきましたが、停車してしまうような渋滞はなく谷和原ICで常磐自動車道を降りて国道294→国道6号線と尿意と闘いながら走りPM17:30頃だったと思いますが無事帰宅した全走行距離約480キロ、燃費は多分22キロくらいの再訪ツーリングとなりました。



びっくりしましたが翌日からの筋肉痛襲撃は全くありませんでした。やっぱ、疲れてきたら休み休み走ればいいのですよね。これならまたロングツーリング行ますね。





7年ぶりの双葉郡でしたが2011年の東日本大震災時の福島第一原発の影響で帰宅困難地域となり、その解除が遅れてしまった地域はそれ以外の地域と比べて、明らかに復旧の度合いが違っていました。また、震災から11年経った今でも、人の手を入れられない帰宅困難地域が存在し、当時のまま時間が止まってしまっている地域があることも決して忘れてはならないと痛感しました。



同じように震災によって甚大な被害を受けた宮城県や岩手県は、復興の旗手として時折ニュースになります。それはそれで、住まわれている方々含め復興に携わった方々の並々ならぬ努力の賜物で、素晴らしいことですのでどんどん取り上げていただきたいと思います。ただその一方で、福島県にはこうした場所が今でも存在します。



そのためか、復興しつつある地域もあるのに福島県はニュースで取り上げられることが少ないように感じます。



福島県も復興しつつあります、また復興のための復旧も確実に進んでいます。時間はかかるのかもしれませんが、帰宅困難地域がなくなり、復旧、復興に全力を注いでいる姿を連日のようにニュースで見る日が来る事を心から願っています。のほほんと千葉で暮らしていて本当の苦労を知らない部外者のような私が言えるような資格はないでしょうが、心からそう思います。 





最後になりますが、東日本大震災で亡くなられたすべての方々に謹んでご冥福を心よりお祈り申し上げます。また、大切な方を亡くされたご遺族の方々に謹んで心からお悔やみ申し上げます。




震災直後から各地各所で救助、復旧、復興に携わられた方々、それを支え、また支えられた地域住民の方々、無念にもその地を離れなければならなかった方々、帰宅困難地域の警備のために、長期にわたり全国から応援に駆けつけてくださった警察官の方々、鉄路再開に向けて尽力された方々、その他この地に係わったすべての方々に改めて可能な限り思いを馳せたいと思います。






いつの日かまた訪れたいと思います。