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トイレからの漏水、床補修 二期工事編



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トイレからの漏水、床補修 二期工事編
2020年3月28日



一期工事終了後、床の合板に扇風機で風を当てたりと家族一丸となって乾燥に努め、満を持して一期工事から二週間後(だぶん)、二期工事の開始です。二期工事は、床の構造用合板の乾燥具合からその後の補修をどのようにするか検討して床補修して、床材貼って、コーキングして作業終了となります。



乾燥させた床の構造用合板は、だいぶましになりましたが、今以上にもっと大きく切って除去しないとだめそうです。一番いいのは、床の構造用合板を丸ごと交換してしまうことなのですが、調べた結果、トイレの面積よりだいぶ大きい一枚物の合板が使われているようで、これをカットして取り出せるか確認ができなかったのと、仮に取り出せても、構造用合板一枚物で床を貼ることは私の技量では無理と判断し、既存の床の腐食がひどい部分をカットして、そこに新しい構造用合板をはめ込むことにしました。



すでに防水用構造用合板(これを住居に使うのは、芳しくないのですがデリケートな人間いませんので採用)と床材、床材を貼るノリ、コーキング、マスキングテープ、化粧用のL字アングルは準備できています。



まずは、強度を出すために、床下の柱の上で、既存床合板と、新設の床合板が接しあうように以前調べたデータをもとに、どの程度カットするか検討しました。どうしても柱の上で接しあうようにできないところは、床下から簡易根太で補強を入れます。



カットする寸法が決まっていよいよ作業ができる状態になった午前10時頃、家族の皆様に以後、トイレの使用不可と、トイレに行きたくなったらコンビニにでも行くように最後通達をして作業にかかります。



まずは、ロータンク、便器、仮設床の撤去を行います。次に、鉛筆で線引きしたカットラインを丸鋸でなぞっていきます。乾いているとはいえ、一度水でふやけているので強度が落ちていて、カット面がきれいに仕上がらない部分がでてしまいますが仕方ありません。



一通りカットできたら、切り口を棒やすりで整えます。その後必要に応じて簡易根太で補強を入れて、アルミL字アングルをカットした面に合うようにカットしていきます。そして、購入した構造用合板を開口部に入るようにカットしていきます。



切り出す構造用合板の寸法は開口部の化粧にするアルミL字アングル2枚の厚みを引いた寸法になります。書いてしまうと簡単ですが、丸鋸でまっすぐカットできているわけでもなく、はめ込む構造用合板は、最後ははめながら当たる部分をカンナでカットといった原寸合わせで、成形しました。作業自体は、床材貼りを残して、午後4時頃に終了しました。



平均台のような、床のない柱の上で、半日以上過ごしたため、足が痺れてきてしまい座骨神経痛になったかと思うほどでしたので、その日の作業はそこで中止して、床材貼り、コーキングは後日行い、作業完了となりました。



床材貼りについては水漏れがわからなかった今回の反省として便器を取り付けてある部分は、意図的に床材を貼らずに、合板むき出しとして目視で簡単に水漏れがわかるようにしました。色付きの防水合板にしたのは、そうした理由もありました。



簡易根太で補強した部分は、既存合板自体の強度も落ちていることから、若干フカフカしてしまっていますが、使用に耐えています。



今までの作業の中で、体力的に一番きつかった作業でした。が、形になってほっとしています。




これは死ぬまで再修理はしたくないなぁ…