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椿の木の剪定



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椿の木の剪定
2021年5月28日


4月18日に椿の木を剪定しました。2通間くらい前に親父から依頼があったのですが、天候に恵まれずに延び延びになっていました。17日も午後からお天気が崩れたため、翌18日もダメかなと思ったのですが、朝から日差しがあり地面も草木も濡れていなかったので午前中より剪定を決行しました。



昨年は5月17日に椿の木の剪定を行っていますから、今年は約一か月早い剪定ですね。



今回の剪定の相棒も三種の神器の電動ヘッジトリマー、アルミ脚立とコードリールです。まずは現調で椿の木をぐるりと一周目視します。成長の早かった若い枝ががつんつん伸びていて、所々切り残しの髪の毛がつんつんと伸びまくっている坊主頭といった感じです。



遠目につぼみと間違えましたが、新葉がたくさん出ています。新葉を切ってしまっていいのか??だったので親父に確認すると、葉が多く出てしまうと翌年花が少なくなるとのこと。ほぼ知識のない私は、大瀬の通りにさせていただきます。



早速、作業開始です。アルミといえども脚立は何気に邪魔物が多く移動が大変なので、まずは脚立を使わないで手が届く地上から2メートルくらいまでの範囲を剪定していきます。当日の服装はフード付きパーカーだったので、頭上の枝葉を切ると頭は葉っぱだらけでフードの中に落ちて溜まったり服の中に落ちてきたりしますが、今の時期はまだ毛虫の類もいないので、気にせずに大きなリンゴの皮をむくようにグルグルと剪定していきます。



途中、足長バチ一匹が近くを飛んでいましたが、見た限り近くに巣があるわけではなさそうでしたので、それ以上は攻撃してこないだろうと、これも気にせず作業に没頭します(やっぱり攻撃してきませんでした)。



次に脚立を立てて、地上2メートルから椿の木の頂点までを刈り込んでいきます。脚立は椿の木の頂点を剪定するときには木の近くに立てて、それ以外の場所の剪定の時は椿の木から少し離して立てないと立ち位置が悪く、うまく剪定できませんので、一度は脚立を移動させないと上から下まで剪定することができません。そのため合計7〜10回くらいは脚立の位置を変えるのですが、椿の木の隣にいらっしゃる柿の木が、立体3次元知恵の輪のように伸びた枝でアルミ脚立を拒むため、柿の木側の椿の木の剪定は脚立を立てるのも移動させるのも、脚立の上で安定した居場所をキープするのも、とても厄介です(-_-;)



それ以外の場所でも、葉物の背丈の引くい植物(知識不足で名称不詳)が椿の木の周りに植えてありますので、それらを脚立で踏みつけないようにしなければなりません。もちろん私が死んだときに天国へ思召されるための努力です(´・ω・`)b 当然、カタツムリやダンゴ虫等も剪定作業で犠牲になりそうでしたら強制退去処分で安全な土地に引っ越してもらいます。



さらに注意しないとならないのは、電動ヘッジトリマー自身で自分のコードを切断してしまうことです。すでに二度ほど経験しています(-_-;) 作業が一段落したりした時の気の抜けた状態でトリガーを引いたまま電動ヘッジトリマーを手からぶら下げて刃を下に向けた時に、トリマーのお尻の部分から出ているコードを自分の刃でじょきっと切断してしまうのです。



さすがに三度目はやりたくないので、切って頂戴と言わんばかりに自分の前にコードが出てこないようにコードを肩に担いで背中側に回しています。柿の木のせいでどうしてもコードを背中に回せないときは、すこぶる慎重に電動ヘッジトリマーを操作し、刃が動いている状態では絶対に刃を下に向けないように注意します。もちろん自分の体を剪定してしまわないように細心の注意を払うことは忘れません。



脚立を移動する前に椿の木からちょっと離れた場所に立って枝葉のバランスを確認しながら一周剪定して最終チェックをします。んー…この作業を親父は80歳過ぎまでよくやっていたなぁとつくづく感心します。さらに手動の剪定ばさみを使っていましたからなおさらです。やはり安全面からも脚立を使う剪定は私とバトンタッチですね。



最後に親父に剪定ぶりを見てもらってOKが出て剪定終了です。以前と比べると見た目の骸骨感が薄れてきていると思います。骸骨の「口」の部分にもう少し葉っぱが出てくれば骸骨卒業です。



その後切り落とした枝葉を集めてゴミ袋に入れて約2時間ほどの作業はすべて終了です。



次なる剪定ターゲットはもみの木と柘植の木ですが、もみの木は毛虫が出てくる前に片づけないとなりません。もみの木は椿よりも成長しやすいのか、すでにまったく床屋に行ってないスポーツ刈りのようなボサボサ頭で剪定し甲斐のある面持ちをしています。その他にもカルミアとか金木犀等いろいろな木々があると親父は言ってましたが、多すぎて覚えられませんでした。



でも、一か月に一本は剪定できる数はあるのは間違いなさそうです。定年になってもボケてる暇はなさそうです。