スコッティーキャメロンRED X2救援計画
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2021年6月13日
以前お話ししましたが、隙間パテの粘着力はなかなか強力です。名器スコッティキャメロンのRED X2のヘッドを重くしようとねじ止めされているヘッド裏のフタを外して隙間パテを入れたのですが、パンパンに入れたためフタの内部の空間が隙間パテで満たされてしまいその密着力でフタが開かなくなってしまいました(´;ω;`) ショートパットが強く入ってしまったり、ラインが定まらないためちょっとヘッドを軽くしたいのですが、どーにもならないのです。
アロンアルファでフタにフックを張り付けて引っ張ってフタが取れたらフックを「アロンアルファはがし」で剥がそうかとか、吸着盤で引っ張ろうかとか、自動車解体業者にある、ドでかい電気式マグネットでフタを吸着してもらって引っ張ろうかとかマジで考えましたが、アロンアルファは術後の処理が大変そうですし、吸着盤では吸着面積が大きく取れないので弱そうだし、フタがアルミのため強力だろうとなんだろうと磁石は付きませんorz
とりあえず状況を垣間見ようとフタにガムテープを貼って勢いよく引っ張ってみましたが、予想通りまったく歯が立ちません。
何か妙案はとネットも見ていたら、粘着シールタイプのフックで垂直吊荷重10キロというものを見つけました。値段はフック10個で1,000円以下とリーズナブル。寸法を確認したところ、フタにはフックを2個は貼れそうなので、あわよくば引っ張り荷重15キロくらいには耐えてくれそうですし、それに4回は失敗できる…ってことで購入しました。
フック到着後、早速フタに2枚貼ってみます。パターヘッドのフタの形状に合わせて、余る粘着テープ部分をカットして旨い事2枚貼れました。手でフックを引っ張った感じはなかなかな感じです。それではと、トラロープで引っ張ったらあっけなく片方のフックの金具が曲がって外れてしまいました。第1戦は瞬殺です。んー…恐るべし隙間パテ。
粘着テープの方は引っ張られて少し伸びて白くなっていますが、まだまだ大丈夫そうです。ただ、手では曲がらないフックもかかる負荷に耐えかねて簡単に曲がりますので、フックは使わないことを前提に次なる方法を考えます。次はフックの金具が固定されているところに穴をあけて、針金を通してそれを引っ張ってみようと思います。また、パテの粘着性を抑えるためにパターヘッドを冷やしてから引っ張ってみたいと思います(思い付きで全く根拠なし)うまくフタ取れてくれ〜><
5月29日夜にまずは金属製のフックの個体されている部分に、外側から穴をあけて針金が通るように加工しました。穴あけ加工にはメウチを使ってグリグリと穴をあけようとしたら力が入りすぎて、フック固定部分を一か所破壊してしまいました>< こりゃあかんということで予定変更し、1.6oのドリル刃を地味に指で回して穴をあけました。
そこに針金を通して引っ張ってフタを引っ張れるように加工し、冷蔵庫の製氷室に氷があることを確認してひとまず就寝。
翌30日に玄関ヒサシ部分の塗装作業がありましたので、その作業の合間に氷と水を張ったボールにパターのヘッドを沈めて十分に冷やしてから、引っ張り作業開始。いい感じで引っ張れたのですが予想していた通り、引っ張りに耐え切れずに金具固定分が完膚なきまでに破壊されて第2戦終了。またも瞬殺です。この作戦は無用にフックをゴミにするだけと判断して、作戦内容白紙撤回です。余ったフックは娘にやることにします。
夜な夜なネットで何かいい方策はと、検索するとやたら目に入ってくる両面テープ。玄関のヒサシの塗装のために部材を購入しに行ったケイヨーD2でも、やたらと目に入っていたのですが、ネットで木材に両面テープを張ってその木材にぶら下がるような状態で接着したところ、おっちゃんの体重(約70キロだったか)がかかってもはがれない画像を発見。これだ!と作戦方針が固まりました。
強力両面テープでパターのフタと引っ張りに強い何かとを張り付けて両面テープの厚みでできる、わずかな隙間に結束バンド等を通してそれを引っ張ってフタを外すという案です。引っ張りについては、フックの時と違い両面テープは面全体で引っ張れますので、ちょっと期待します。もしこれでだめなら諦めるしかないかもしれません。さらに何か隙間パテの弱点はないか探してみたいと思います。
前回は冷やしましたが、それがパテの弱点かわからず勘でやってましたので、もう少しまじめに探してみたいと思います。60℃に熱するとフニャフニャになって粘着力が弱くなったりするといいんだけどなぁ…と思いますが、常温に毛が生えた程度に違った温度では、大した変化はないのであろうと思います。
その他にも、フタの構造についてもう一度確認したいので、もう1本のRED Xのフタを事前に開けて、どのように力がかかってもフタははずせるものなのか確認しておきます。あ…そうなのです、私は生意気にもシャフトの生え方の違うRED Xも1本持っているのです。一応、両面テープの候補は、最強と思われる3M超強力両面テープ接合維新 12mm×1.5m のBR-12とします。
あとはどこにパターのフタを貼り付けるかです。頑丈で引っ張るのに力の入る部分でなくてはなりません。どうするかなぁ…あと、強力テープの剥がし方もネットで確認しましたので、来週にでも部材をそろえて再チャレンジです><b
でもこれでもフタ外せなかったら本当にどうしようかなぁ…