スコッティーキャメロンRED X2救援計画 完結編
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スコッティーキャメロンRED X2救援計画 完結編 |
2021年7月17日
それは、突然やってきました。夜な夜などうやってフタを剥がそうかと考えていたのですが、模擬的に敵の弱点であるフタの手前側に引っ張り負荷がかかるように腕力のみで引っ張ってみたところ、わずかにフタが持ち上がったように見えました。目の錯覚かと、もう一度引っ張ってみると確かにわずかですが持ち上がりました。以前より力を加えることなく確実に持ち上がります。
これはいけるかもと、持ち上がったところにパーツクリーナーを液が滴るようにちょろちょろと出してフタの内部に浸透するように流し込みます。その後引っ張ってみるとさらにフタが持ち上がって高さ2o程度の隙間ができましたので、すかさずその隙間に金鋸の刃を差し込んで締まらないようにしてから態勢を整えて再度引っ張ると、あっけなくパッカリとフタが取れました><b ついにやりました!
第5戦目にしてやっとOK勝ちです。迷指揮官のおかげで、あーじゃない、こーじゃないと右往左往しながら3,000円くらい投資しまして約一か月かかりましたが、いろいろと頭をひねって体力を使って戦って来た甲斐がありました。
フタの中は新品を思わせる真っ白なパテがたっぷり入っていまして、当時、その後の惨劇も想像することもなく「手軽に重くできてちょうどいいや」とお気楽でフタを締めてしまった自分の馬鹿さ加減が思いやられます。それと同時に改めて隙間パテを敵に回してはいけないと思いました。隙間パテの密着力は恐るべしです。今でも玄関の剥がれたタイルは隙間パテでしっかりと接着されています。
そんな恐るべき隙間パテですが第5戦で、筋肉痛になりそうだった第3戦よりも明らかにあっけなくフタが開いたのは、パーツクリーナーの効果があったからではないかと思います。第3戦の力と力のぶつかり合いで1oにも満たない、わずかにできたすき間からパーツクリーナーを注入すると違う場所から、うっすらと白く色の付いたパーツクリーバーが出てきていましたから、わずかながらでもパテを溶かしていたのだと思います。
実験でもパーツクリーナーが隙間パテを溶かすことが確認できました。溶かすことによってパテの粘着性を奪うことになり、粘着強度が落ちてフタが開いたのだと思います。滅多にそんなことはないでしょうが、隙間パテで密着してしまい剥がれない、取れないということで、困ったときにはとりあえずパーツクリーナー的なものを噴霧すると、その後の展開が大きく変わってくるかもしれません。いやいや、本当にフタがとれてよかったです。これで軽量化されたパターによる良い変化が出てくれればと思います。
RED X2救援計画の峠は越えましたが、アルミ板からフタを剥がさなくてはなりませんので(これもそれなりに大変)、週末に取り外して、きれいにパテを落として磨いて全作戦を終えようと思います。そして今月末あたりから、パテをすべて取り除いた軽くなったRED X2を実戦に復帰させたいと思います。
自分の不注意から、お金と時間を費やしてしまったスコッティキャメロン RED X2救援計画ですが、諦めずにやればなんとかなるもんです。また、いろいろと調べて実行して失敗しての繰り返しが何となく楽しいひと時でもありました。
なんていう感想はフタが開いたから言えるようなものですが…(-_-;)
めでたしめでたし 完