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もみの木と柘植の木の剪定



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もみの木と柘植の木の剪定
2021年7月7日


6月13日延び延びとなっていた、もみの木と柘植の木の剪定をしました。翌日の月曜日から雲行きは怪しく、関東地方も梅雨入りとニュースで話していましたので、今のうちにやってしまおうと行動を起こしました。その前日はゴルフに行ってきてまして、その疲労とゴルフ場でブヨか何かに刺されたようで右手ひじの部分が腫れて熱持っていて、いまいち気が乗らなかったのですが決行です。



どちらの木も約1年間に選定していますが、当時に比べて当たり前ですが枝葉が伸びていて、木々の成長を感じさせます。柘植の木は以前の家の庭に植えていたものをここに植替えて御年約50歳です。



先日手入れした柘植の木と同期生になるのでしょう。もみの木は娘が生まれた年のクリスマスに買ってきたもので、それを庭に植えたところ、スクスクと育って今日に至ります。もう気が付けば樹齢30年です。手入れなんぞしたこともなかったのに、よく育ってくれました。多分こいつは私よりも長生きしそうな気がします。



さて、まずはもみの木から剪定開始です。この日はなぜだか立ち眩みがひどく、立ち上がったもののクラクラきて何度もしゃがんでしまいました。立ち眩みの原因になるものとして、@高血圧の薬を飲んでいる。Aアルコールを飲んでいる(前日のアルコールが残っている)。B貧血や脱水がある。C高齢者。等があるそうですが、この日私はこれらすべてがクリティカルヒットとなっていました。



もみの木といえば皆さんイメージするのは円錐形にとがった外観でしょうが、我が家のもみの木はそんなに高く伸びられては手が届かなくなって手が付けられなくなるので、高さを詰めてあります。また一部刈り込みすぎまして葉が枯れてしまいハゲてしまっているところもあり、誠にもみの木には申し訳ないことをしてしまいましたが、ご勘弁いただきたい○┓ペコッ



まずは伸び放題になってきている枝葉をおなじみ電動トリマーでカットしていきます。カットしながら考えていたのですが、このもみの木は、隣の建物のツラと合わせで平らにカットしている面があり、ずいぶん前から外見は円錐形なり得なくなっていますので、今年からは四角を狙って角刈りにすることにしました。



いきなり四角を目指して円形の部分を平面にしようと無理をしてカットするとハゲが増発しますので、数年かけて角刈りに移行しようと思います。けど初回にしては、なんとなく面と角がイメージ以上に構成できたので側面の剪定はまぁ良しとします。残るはもみの木の上面ですが、ここは電動トリマーでは切りきれていない太い幹があり、そこを中心に全体的にこんもりと盛り上がっています。なんとか上へ成長していきたいという意思が一番感じられる場所です。



しかし今回は鋸片手に不要な幹はカットしていきます。時間は正午を過ぎて陽ざしも強くなり体調にはさらに厳しい環境となっていきますが、根性で作業をこなしていきます。最後に電動トリマーで切り損なった枝葉を苅込ばさみでカットして体裁を整えて、もみの木は終了です。 



次に柘植の剪定に取り掛かります。今回剪定する柘植の木も部分的に枯れてしまっていますが、処置は何もしていないとのことでした。まずは電動トリマーで形を気にしながら柘植の木の全体をカットしていきます。すでに今まで親父が毎年剪定してきましたので形ができていて、電動トリマーの刃が奥深く入って切りすぎることもなく作業は順調です。 



ある程度カットできたら、葉枯れてしまっている部分の中を覗いてみます。枝もすでに枯れてしまっていて、その枝は例のごとくがポツポツとあいています。キクイムシが暴れていたようです。早速 、園芸用キンチョールEの専用ノズルをその穴に突っ込んで、その付近については枝にまんべんなくかかるように噴霧しました。やはり穴にノズルを突っ込んで噴霧すると全く違ったところから薬剤が出てきます。 



枝はすでに枯れてしまっていますのでキクイムシはだいぶ前から悪さをしていたようです。枯れた枝葉を除去すると穴が開いたような部分ができて見栄えは悪くなりますが、樹木本体を枯らさないことが第一義ですので、この柘植の木も見た目は悪くなりますが仕方なしということで気にしないことにします。一通り処置をしたら最後に苅込ばさみで体裁を整えていきます。 



電動トリマーでは、どうしても刈り込めない枝葉があり、それらがツンツンした状態で残りますので、それらを苅込ばさみでカットすると選定した木々の見た目の滑らかさが違ってきます。



庭木いじり初心者の私にもその違いは判りますが、許容範囲内の差じゃ〜んと思います。しかしベテランの親父は、手間を惜しまずその違いを出せというスタンスですので、ここは師匠の親父に歩調は合わせます。



その後、カットした枝葉を集めて掃除して16時頃に本日の作業は終了です。何でもそうですが、手間暇かかってもその労力が形となって残るっていいですよね。それに関わった証ですからね。



その後ジュースやらビールやら3リットル以上水分補給しましたが、翌朝までにトイレに行った回数は多分わずか3回です。危うく体中の水分が抜けかけていたのかもしれません。若くないだから予定をきちんと組んで、万全な体調で臨まなくてはだめだなぁと感じた一日でした。 



翌日の夜、仕事から帰ってくると親父曰く「昨日はご苦労様。腰痛くはないか?」と。その後おふくろが続けて、「お父さん朝から腰が痛いんだって」とのこと。「(今は)全然痛くないよ。」「中腰で剪定すると腰にくるから気を付けてね」と言いながら、今朝腰が痛かったのを話さずに「勝った」と思いながら2階に上がる私の拳はギュっと握られていました。



しばらくは木の剪定はないでしょうから、季節柄厳しいですがお天気の日にバイクに乗ることを優先して考えたいと思います。どこへ行こうかなぁ。