
TZR250(1kt)のセットアップと盆休み
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2020年3月22日
2008年のお盆休は、四日間かけて精力的にTZR250(1kt)いじりました。あまりに時間がかかり、記憶から完全消去したいくらいに思っていた 、面倒な仕事ばかりしました。
まずそれまで、ずさんを絵に描いたようなセッティングしていた スロージェットとジェットニードルをしぶしぶ 最初の二日かけてとりあえず決めました。暑いし気が乗らなかったのですよ…
はっきり言って、このくそ暑い時期にセッティングしても…なんですがやってしまいました。
タンクはずして、キャブレターはずして、当時高かったガソリンこぼして、スロージェット変えて、エアスクリュー回して、こんなもんかと思えば、またタンク取り付けて、農道、県道、国道と20キロくらい走って ??と思えば、またタンクはずして、ジェット変えて…これは、横着人間には、かなり酷な作業になります(;;)
でもジェット変えてエアスクリューいじるたびに 、特に、発進時の極低速のエンジンの出力変化、アクセルのツキは、アバウトな私にも、全然走りっぷりが違うのでわかります。ただ、中速域はスピードのっちゃってるし、同じようにアクセル開けてても ん??微妙に違うかな??程度しかわからんです…
もちろんアバウトな性格&大雑把な性格で、プラグはめちゃ濃いと思われた時の 一回しか見てません。でも、今までの経験で、極薄にはなってないはずです。
メインジェットは、当たらず遠からずのはずなんで、今回省略。
結論から申しますと、この時にセッティングした、スロージェットもエアスクリューの回転数も、今のセッティングとは、違っています。時間の無駄だったとは言いませんが、知識が乏しく核心には、迫れなかったでした。
残りの二日で、タンクキャップのカギカバーのスプリング交換と キャブレターの防音防水工事をしました。
タンクキャップカギカバーは、本来スプリングの力で勝手に閉まるのに、そのスプリングが折れてましてパカパカで閉まりません。おそらく、スプリングだけで売ってたら、間違っても10円もしないような小さな部品ですが、 交換するには、タックキャップ完全分解せにゃなりません。けっこう、そうしたパターンありますよね…
折れたスプリングの破片は発見できず…たぶんタンクの中でしょう…
まぁ、この世に誕生して当時として、22年間開閉し続けたんですから、折れてしまっても 文句言えません。大きさからしてタンクのストレナーを通過できませんから、当然、捜索は当初から断念です。命ある限る、ガソリンに鉄分を補給しててください ○┓ペコッ
そして、CRキャブの防音防水工事
当時、エアクリーナーボックスは、外していたので、雨の日は、前輪ではね上げた雨水をCRキャブが吸いまくりで、もろ絶不調。まともに走りません…故に、予報で降水確率30%以上では、遠出したことは、ありませんでした。吸気音は・・・すごいです…
排気音も、チャンバーを86TZ250改に換装しているので、静かではないのですが、吸気音のほうが、もっと大きいです。耳に響く音です。乗ってて難聴になりそうです…
トンネル内とか音のこもるところでは、乗車している私には、1ktの吸気音以外何も聞こえなくなります。アクセルをちょっと開けただけで、吸気音以外は一切何も聞こえません>_<
そこで、ゴムシートとノーマルエアクリーナーを加工してCRキャブの吸気部の露出を減らします。CRキャブは、従来通りパワーフィルターを装備した状態とします。まずゴムシートをいい感じにカットして、
エアクリーナーボックスは、部品取り車からストックしてある物を現物合わせで、タンクつけて走って共振、共鳴ないか調べて、支障あれば、また全部はずして切り刻んで全部つけて…
一応、予定していた二日のうちの初日で、防音防水工事も完了しましたが、二日目は、雨模様なので昼間から、ビールを飲まさせて頂きましたので、試走結果は翌週となりました。
でも、昼からビール飲んで、ある意味はたから見たら、今日が一番盆休みらしい休みです。
今回四日間で、タンクはずしちゃ取り付けた回数、延べたぶん13回、試走6回、エアクリーナーボックス切り刻んで、取り付けた回数・・・??でした。
防音、防水については今もその仕様となっています。