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第1期雨水排水路工事



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第1期雨水排水路工事
2024年4月7日


今は卓球場兼バイク置場兼物置となっている旧工場の入口が、雨の日に池になってしまい入れないので、何とかしてほしいと家族から要望が出ていたのですが、そこそこの作業になるため、激しく先送りにしていました。が、家内営繕課の作業も落ち着いてきましたので、3月27日いよいよ着手することにしました。



作業範囲については、工場入口だけでなく家の玄関付近にまで広げて2期に分けて行うことにします。



施工方法をいろいろと検討した結果、1期工事の工場入口付近では、入り口付近の雨水処理のために浸透型の雨水桝を設置して、そこまでの約2.5mをU字溝で導水し、雨水マスで処理しきれないほど雨が降った場合は、そこから敷地外の側溝へ流れるように、排水管を約8m埋設することにしました。
 


また、それ以外に工場の屋根の雨どいからの雨水が、2本の竪とい配管で敷地内に垂れ流しになっているのも気になりましたので、配管を約6m修正して、それらも敷地外の側溝へ流すこととしました。 



まず、U字溝を埋める溝を掘り始めましたが、石の混ざった地面を掘るのに苦戦です。ここで以前、母親の畑作業にと買った鍬が救世主となり、大活躍してくれて大助かりでした。シャベルで掘っていたら気が遠くなるくらい時間がかかったと思います。



掘れた溝にU字溝設置し、砕石で埋め戻しました。付近一帯の雨水を導水出来ればいいので、U字溝なしでもいいかとも考えましたが、経年による土の流入を考慮し、後々のメンテナンスのために設置しました。そんな感じですので、U字溝は並べただけでセメント等で接着はしていません。



それでも、U字溝の勾配は水平器で水平〜若干の下り勾配になるようにしました(あまり意味はないと思いますが…)。



雨水桝は、付近の雨水も集水できるように、一回り大きめに穴を掘って周りを砕石で埋めました。深さは気合を入れすぎて70cmも掘ってしまいましたので、敷石にする砕石が足らなくなり、掘り起こした土からせっせと拾い集めて間に合わせました。周囲の埋め戻しに使った砕石が入ってこないように、穴を開けた雨水桝の側面部分をパンチング網でふさいであります。









雨水桝から側溝までの配管は、正体不明の塩ビパイプや木の根に邪魔されながらも、何とか逆勾配にならずに埋設することが出来ました。配管の勾配については水平器で水平〜若干の下り勾配であることを確認しながら作業を行いましたが、はっきり言ってアバウトです。
 


見た目で雨水枡排水口と側溝への配管出口で高低差は30センチ以上あるし、配管はVU50と使用状況下では太めだし、雨水桝の水位が上がれば流れざるを得ないだろうって感じです。



それでも、配管を埋め戻す前に工場入口から水を流して雨水枡に集水できていることと、そこから先は側溝まで配管を通って水が流れるのは確認しました。



雨水配管についても、のちのメンテナンスの事を考慮して接着していません。ただし雨水と言えども水圧のかかるエルボの部分等は、抜けてしまわないように石を当てがって固定してから埋め戻しました。



既存の2本の竪とい配管のついても、さいわい接着していない部分があったので配管の取り回し変更も容易に出来ました。もちろん、抜け対策はしてあります。



完全自己流で、褒められた工事はありませんが、自宅でのことですし、これで良しとします。



施工後に何度か雨が降っていますが、工場の入口に雨水がたまることはなく、母親に喜ばれています。
 


 


とりあえず1期工事は完了です。




使用材料 

60型U字溝 4本 

5号砕石 約40キロ 6号砕石 約20キロ 掘った土から拾った石 多数 

240型浸透雨水桝 1個 

VU50 1.75m 10本