
TZR250(1kt)とフロントブレーキスイッチ 部品調達編
PCサイトをスマホでご覧の方は、「スマホで見る」をクリックすると見やすくなります
TZR250(1kt)とフロントブレーキスイッチ 部品調達編 |
2021年07月07日
ブレーキラインのメンテナンスをしながらどうするか考えていた、ブレーキがききはじめる前にストップランプが点灯してしまうフロントブレーキのスイッチ。
ブレーキをかけてもストップランプが点灯しないわけではないので、それはそれで別に悪くはないのですが、問題はその点灯のタイミングです。
ブレーキレバーが1センチも動いていないのに、煌々とストップランプは点灯します。
1センチ以下なんてほぼ誤差の範囲と言うか、遊びの範囲ですよね。風圧でブレーキレバーが押されたり、振動でスイッチ入っちゃってるんじゃないかと思ってしまうくらいです。
その昔、ブレーキスイッチの取り付けにガタがでてブレーキレバーに触るだけでストップランプが点灯してしまう事があり、現在はワイヤリングで強制的に固定し、コンプレッションスプリングを伸ばして組み直していますが、それでもこんな感じです。
新車の頃からこんな感じだったかなぁ…と考えてしまいますが、どうだったかは覚えていません。ただ気にしたことはなかったかと思います。
対応策として、スイッチの可動棒が当たる部分のブレーキレバー側にアルミ板を張り付けてスイッチが入るタイミングを遅らせることを考えたこともありましたが、あまりに応急的対処っぽいので実行には至っていませんでした。
もし、新車の時はこうではなかったとしたら、原因は@約40年使用したことによるスイッチのオンオフを制御する可動棒の先端部分、もしくはそれが当たるブレーキレバーの部分の摩耗。Aこの可能性は低いですが、覚えていなくらい前から使用している社外品のパワーレバー製作精度の問題。くらいかなと思います。
目の前を走るバイクのストップランプが、ブレーキをかける状況でないのにチカチカと点いたり消えたりしてたら嫌ですよね…
ということで、この際ブレーキレバー関係の部品を新品に交換して状況を確認してみようということで方針決定です。ご長寿バイクは部品供給の兼ね合いもあり、金額にもよりますがこうした決断は割と即決で下せます。
ネットで検索してみたら、ヤマハさんからはTZR250(1kt)用のブレーキレバー、クラッチレバー、フロントスイッチアッセンブリ等の純正部品はまだ部品供給していました。
フレーム、エンジン等車体を形成する根幹部品が供給不可なのは仕方ありませんが、消耗部品によってはまだ供給しているものが多数あります。ちなみにTZR250(1kt)用の社外品のブレーキレバー、クラッチレバーに即納品はありませんでした。
社外パーツメーカーでは需要が減ったものは、そうした運命になるのは仕方ないと理解しますが、やっぱ車体販売メーカーさんはすごいですね。生誕約40年のTZR250(1kt)販売時にヤマハ社員でいらした方の大半は、すでに退職されていると思いますが、そうした中、今でも部品入手できる体制を維持できているという点に、販売メーカーとしての企業力をものすごく感じます。
ということで、今回は部品名称でレバー1および2、スクリュ、ナット、スプリング・コンプレッション、フロントストップスイッチアッセンブリの6点をWebikeでネット購入しました。
また、部品が出るうちにということで、キャップリザーバー、スクリュ・フラットヘッドを追加し、ついでにダイヤフラム・リザーバーも購入してまとめて交換することとしました。部品総額約1万円也。
どんな部品かは、ヤマハ発動機部品情報検索で確認してみてください。
6月18日に部品がそろい作戦決行を待つばかりとなりました。が、時間かかります(´;ω;`)