TZR250(1kt)と武装解除



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TZR250(1kt)と武装解除
2025年02月08日


さっそく、UPS-TAKUさんに電話してオーバーホールを依頼しました。



前回エンジンオーバーホールしてもらってからは、タイヤ交換とかしかお願いしていなかったのですが、私の事を覚えていてくださっていました。うれしいですね。



現車を見ながら打合せしましょうとのことで、12月7日午後からUPS-TAKUさんにお邪魔して打合せさせてもらいました。当日は、事前にメールしておいた今回メンテナンスをお願いしたい項目と、最近の部品交換履歴と改造ヶ所をもとに打合せを行いました。



その結果、エンジンオーバーホール以外に、エアコンプレッサーがなくなってしまいましたので躊躇していた前後ブレーキキャリパーのオーバーホール、ねじ山がバカになったためエポキシ樹脂を塗ってネジを締めこんでいる右フロントフォークのオイルドレン口のネジ山切り直し、以前ガソリンをだだ漏れにしてくれて、一歩間違えたら火だるまになっていたかもしれないメイン燃料コックノズルの脱落防止処置を最低限お願いすることとなりました。



記載したその他のお願いしたい事項については、後々自分でもできる部分なので、予算との兼ね合いで出来る範囲でメンテナンスということになりました。



UPS-TAKUさんの代表の大塚さんによると、両手両足の指では足りないくらいの依頼を抱えている中で、最近の困りごとは経年による車両の劣化と部品入手だそうです。



極論ですが新車と40年前の車両とでは、エンジンをオーバーホールしようとしても、部位、部品のクリーニングを含めた作業時間に大きな差があり、作業工賃X標準作業時間での金額では、まかないきれないそうです。確かにそうだろうと思えます。



またユーザーから持ち込まれる中古部品の程度が年々悪くなり、組んでみたものの、企業の品質モラルをクリアできず再度分解、部品調達といった手間が増えているそうです。



わたしも、20年前のエンジンオーバーホールの時に、TZ250用チャンバーフランジを持ち込ませてもらったのですが程度が悪く、結局UPS-TAKUさんにフランジを市販のチャンバーから選定、入手、内径加工してもらったことがありました。その節は、ご面倒おかけいたしました○┓ペコッ



さらには、メーカーからの部品供給の先細りです。加えてメーカー供給中止の部品の中から社外リプロ品がでてきますので、そうした知識の入手、駆使も必須になります。お店同士の横のつながりもあるのかなぁ…。



絶滅機種もこうした方々のおかげで今も走れますので、ただただ感謝です。頭がさがります。



お互い年取りましたねぇとか、老眼で細かなものが見にくくなったとか他愛のない世間話や、お店から見たリプロ品の品質等々のお話を含めて約1時間打合せさせていただき、12月18日にUPS-TAKUさんにTZR250(1kt)を持ち込みとなりました。



メンテナンス完了は数か月先と言うことで、具体的な数字は出てきませんでしたが、待っていてほしいとのことでした。また、それ以前でも何か問題が発生したら、迅速に連絡をいただけるとのことでした。



前述のように、作業が予定通り進まず遅れがでてることや、必要部品の入手がスムーズに行えるのかも現状ではわかりませんので、仕方のないところですね。



打合せの中で、持ち込む前にメンテ作業で脱着に手間のかかる部分については、取り外すことになっていましたので取り外しての持ち込みになっています。



脱着も当然作業時間はかかりますので、ただではありません。だったら、あらかじめ不要な取り外して持ち込むことによってその分の手間を本来のメンテナンスに充てていただければと思います。ある意味自分でできるコストダウンですね。



UPS-TAKUさんにとっても、あふれるほどの依頼のある中、本業に専念できるので、その方が助かるとのことです。



とりあえず、ハーフカウル、ドラレコ本体、フロントカメラ、ステアリングダンパーを取り外しました。もちろん、取り付けるときにどうなってたっけ??とならないように画像を残しながらです(^_^;)



また、プロが見ればどっちもどっちに見えるのでしょうか、素人作業で適当だった配線類の身だしなみをちょっと整えておきました。



UPS-TAKUさんよろしくお願いいたします ○┓ペコッ



















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