| TZR250(1kt)とフロントブレーキスイッチ 部品交換編 |
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お盆休みに一発ツーリングへ行こかと思っていたのですが、行く時間が取れないことがわかり部品交換をすることにしました。
前回のお話の通り、既存部品と新品部品との比較をしながら交換です。まずはブレーキレバーの比較です。
次いでスプリング・コンプレッションの比較では、長さは両者ほぼ同じで既存部品の鉄線径が錆と埃で一回り太く見える以外は大きな違いはありませんでした。
そのためシリンダカップ側のあたり面にへこみが出来てしまい、そのへこみにスクリュが当たった時と、何らかの理由でそうならなかった時とで、その接触面積の違いからかブレーキの効きが変わってしまったと記憶しています。
既存部品と新品部品との違いでマジですか??とびっくりしたのが、フロントストップスイッチアッセンブリでした。きちんと長さを測りはしませんでしたが、やはり配線の長さが5センチくらい違います。
ちなみに、ノギスでラフに測った感じでスイッチ部分にあたる金色の可動部分の高さは、既存部品が約3.2oで新品部品が3.8oでした。スイッチの高さにこれだけの差があったら、ブレーキランプの点灯するタイミングに影響がでるよなぁと感じました。
ブレーキレバー他、部品をすべて新品部品に交換して、いよいよ組付けた後のトータル的な検証です。
このキビキビしたレバーの動きには、スプリング・コンプレッションが一番影響を与えていると思います。長さは同じに見えても、40年の間のヨゴレ、特にスプリング機能の経年劣化等が差に表れたのだろうと思います。
今回のブレーキングランプの問題の元凶は、一番はスイッチ部分にあたる金色の可動部分の摩耗で、次いでスプリング・コンプレッションだと推測します。