オパール

象徴　：　心中の歓喜・安楽・忍耐・幸福を得る

やわらかい優雅な光沢をはなつオパールは同時に美しい虹色の煌きをだします。その名は、「宝石」を意味するインドの言葉に由来します。エジプト、バビロニアにおいては光と水のお守り、そして、ギリシャ時代では未来を予知する宝石であり、愛とロマンスの象徴でした。古代ローマ時代には幸福を招く宝石として信じられていました。


トルマリン

象徴　：　無邪気・潔白・寛大・忍耐・友情・幸福を得る

スリランカのシンハリ語の中には「トルマリ・・・いろいろな色がある」という意味の言葉があります。そこからトルマリンと呼ばれたともいわれますが、それほど豊富な色がトルマリンにはあります。体をリラックスさせ、心を静め、安らかな眠りを約束する石と言われます。

満たされた愛情
思いが通じ合う
というメッセージが込められているんです。そんなトルマリンを身につけると!?

■ 好きな人と両思いになりたい →　ピンクトルマリン
■ 強い意志とやる気を →　グリーントルマリン
■ 弱気な気持ちを吹っ飛ばしたい →　ブラックトルマリン
■ ピュアな気持ちで… →　インディゴライト
■ 体の調子を整えたい →　ウォーターメロントルマリン

そんな想いが伝わるかもしれませんよ。

　トルマリンはたくさんの色を持つ宝石です。身につける色によって、違った効果がみられるかもしれません。
　多くの色を持つだけに、多才なパワーを与えると考えられていました。あなたにピッタリのトルマリンを見つけてみてはいかがですか。

　トルマリンにまつわるお話として、１９世紀アメリカで書かれた「私のトルマリン」という小説があります。
　この小説は、トルマリンが気持ちを通じさせる宝石であるという言い伝えから作られたのでしょう。

　ある日、可憐な少女がキラキラ光る美しい小石を見つけました。
それは一端が赤で、もう一端が緑のとても美しい石でした。

　少女は来る日も来る日もその小石を眺め、まるで生き物のように優しく話しかけていました。
　すると、その小石は返事をするかのようにビリビリと感じるようになったのです。

　その不思議な石は瞬く間に有名になり、珍しい石のサンプルとして博物館送られることになりました。
　しかし、博物館へ届けられる途中、その小石は紛失されてしまったのです。少女はとても悲しみ嘆きました。

　それから歳月は流れ、その少女は美しい花嫁となりました。
新婚旅行先でふと宝石展に立ち寄ると、一際美しく輝くトルマリンを見つけたのです。

それこそ、彼女の小石だったのです。

　彼女にまた出会え、その小石も嬉しそうに輝きました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　トルマリンは地球上の鉱物の中で唯一自ら電気を帯びる鉱物なんです。
　実は、永久的にマイナスイオンが発生する石なんですよ。

　マイナスイオンといえば、健康に良い！！　というイメージですよね。
　トルマリンも健康にとても良いとされる宝石なんですよ。
　トルマリンの発する微弱電流はツボを刺激することで、血液循環が良くなり、新陳代謝が活発になるとされています。
　さらに、肩こり・冷え性・アトピーにも効くと言われているんです！
　ジュエリーとして身につけるだけでなく、トルマリン風呂など生活の中でも使える宝石です。
　是非、試してはいかがですか？

　せっかく持っている宝石だもん！石のことを詳しく知って、もっともっとトルマリンを好きになってください。

宝石言葉 ： 無邪気・潔白・寛大・忍耐・友情・幸福を得る
和名 ： 電気石
由来 ： スリランカ語のトルマリで 「多くの意味を持つ」 という意味です。
硬度 ： 7〜7.5
産地 ： ブラジル・アメリカ・タンザニア・マダガスカル・ロシア
比重 ： 3.06
結晶系 ： 三方晶系
光沢 ： ガラス状

　トルマリンの一番の特徴はたくさんの色があるところ！！
　さらに一つの石に２色以上の色があるパーティーカラー、スイカのように内側が赤色で外側が緑色の石、キャッツアイ効果 （シャトヤンシー効果）など特徴のある種類ばかりなんです。
※キャッツアイ(シャトヤンシー)効果とは…
宝石の表面に猫の目のような明るい白い光の線が、石を動かすと共に動いて見えるような変彩効果のこと。

また色によって呼び名も違います。
■ ルーベライト → ルビーの代用石として珍重される赤　 ( ピンク ) 色のもの
■ シベライト → 赤紫色
■ インディゴライト → 濃い青
■ ショール → 黒色不透明
■ アクロライト → 無色石
■ クロム・トルマリン → 緑色（エメラルドに匹敵する輝きを持つため、ブラジリアン・エメラルドというフォールスネームがあるほどです）