| TZR250(1kt)とキャリパーピストン揉み出し |
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前回のキャリパーピストンのメンテナンスは2022年4月に行いましたが、その時の記録によるとしっかりとした揉み出しは行っておらず、シリコンオイルの塗布がメンテナンスの主だったものだったようです。が、当たり前のように覚えてません…。年取ると、こういったことについては記憶より記録ですね。
早速リアブレーキから分解を始めます。キャリパーピストンの露出部は、ほこりにまみれて黒くなっていますので、ピカールを歯ブラシに塗ってブラッシングです。ウエスでふき取ると汚れが取れて銀色の地肌が見えてきました。
その後はブレーキパッドとピストンツールを駆使しながらブレーキペダルを手で動作させて片側のピストンを押し出し、その外周をピカールで磨きシリコンオイルを塗布します。塗布し終わったらピストンを押し込みます。
ピストンの押し出し量は、通常の状態から5oも出せばいいのではないかと思っていますが、確証はありません。同様の作業をフロントブレーキにもお見舞いして揉み出しは終了です。端折って文章にしてしまうと簡単に思えますが、そこそこ時間のかかる作業になります。
何とか回転しましたが、リアブレーキの外側のピストンはピストンプライヤーが悲鳴を上げるほどの強烈な握力で回転させないとなりませんでしたので、部品供給されているうちにキャリパー分解してのピストン含めてのメンテナンスは必要かなと感じました(2024年6月現在まだ部品供給されています)
しかしそう思う反面、アタッチメントをワンオフで作ってもらえれば、費用は掛かりますがブレーキキャリパーは純正部品でなくても何とかなると思ってますので、致命的な欠品ではないと問題先送りしている自分もいまして…。まぁ成行にまかせますか(^_^;)