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TZR250(1kt)とオートパーラーシオヤ



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TZR250(1kt)とオートパーラーシオヤ
2023年8月8日


7月12日朝。だろうなぁと思っていたTZR250(1kt)のバッテリー…。キーをONにしてもニュートラルランプもオイル警告灯は真っ黒でYPVSはうんともすんとも言わず…。完全にあがってしまっています。4か月近く乗ってなかったらななぁ…。




前回交換してから約2年使っていますので、蓄電能力も落ちてきていると思いますがまずは天気予報とにらめっこして充電走行することにしました。




今回のルートも信号の少ない利根川沿いの利根水郷ラインをメインとしますが久しぶりにレトロな自販機のうどんを食べてみたく思いましたので目的地を成田市猿山935-4、オートパーラーシオヤとしました。




自宅→利根水郷ライン→土浦カントリー付近→オートパーラーシオヤ→利根水郷ライン→自宅 全行程約100キロ、昼食時間を含め約4時間程度の走行を予定します。早速準備してAM10:00前に自宅をでました。強烈な日差しのため腕、首周りにしっかりと日焼け止めを塗って出撃です。




まずは市川印西線→国道356号(利根水郷ライン)と順調に進んでいたのですが、以前より気になっていた「千葉県立房総の村」という看板が目に留まり、柄にもなく観光スポットを巡ってみようかと予定追加で「千葉県立房総の村」入口まで行ってみましたが、暑くて歩く気にならず、「千葉県立房総の村の入口を見た」というところで観光終了。そうなるだろうと思ってました。




その後、国道356号(利根水郷ライン)に戻り長豊橋→国道408号→竜ヶ崎潮来線と進み、アスレチックガーデンGC近くの福嶋酒店で休憩です。渋滞もなくTZR250(1kt)はいたって好調です。が暑い。暑すぎです。




TZR250(1kt)はトップブリッジをハンドルの間のカラーを抜いているのとコアースのバックステップを装備しているためノーマル仕様に比べて前傾姿勢が強くなるため、シートのアンコを削ってシート高を下げて対応しているのですが、それでもある程度の風圧(=車速)が出ない一般道では手首に負担がかかってしまいます。




腹筋背筋を鍛えている人なら別なのでしょうが、お腹ダルダルの還暦のおじいちゃんには結構応えます。好きでTZR250(1kt)に乗っているのですから仕方ないところですね。





途中で気が付いたのですが、履いてきたズボンの丈が短くて脹脛の下の方がむき出しになり、停車したときにチャンバーに触れてしまうと熱いです…ただ単にそれで終わればよかったのですが、帰宅後これが大失敗であったことを実感させられることになります。




缶コーヒー&一服で休憩後土浦カントリーの前を通過して神崎大橋を渡って利根水郷ラインに戻ります。ここで右折すべきところを間違えて左折してしまい、何かおかしいなと思ったときにはJR佐原駅付近に…。引き返して常総大橋を右手に見ながら左折し程なくオートパーラーシオヤに到着です。





お昼前に到着したこともあり、お客は誰もいませんでした。店内にはクーラーはありませんが扇風機が回っていたので、その近くに陣取って早速お食事タイムです。





店内を見渡すと中には残念ながら修理不能で稼働していないものもありましたが懐かしい自販機達です




まずはてんぷらうどんです。私が塾帰りにちょっと遠回りして食べていた今から約45年前の中学生当時は、かけうどんとてんぷらうどんのいずれかを選べるようになっている自販機だったと記憶しています。お金のない中学生ですので食べるのは当然かけうどんで、金額は90円だったと思います。器は再利用できる物でした。




飲み物の自販機と並んで何の囲いもない道路わきの商店の軒先に設置されていたのですが、冬は、そのかけうどんで本当に温まることができたことを今でもよく覚えています。




オートパーラーシオヤの器は使い捨ての物ですが、人件費他昨今の事情を考えるとそれでいいと思います。てんぷらも大きくて美味しく、懐かしさやお腹が空いていたことも手伝って2杯食べてしまいました。




完食後まだいけるということで、チーズバーガーもいただきました。チーズバーガーは2015年5月に群馬県太田市のピットイン77で生れて初めて食べたのですが、その時と同様にオートパーラーシオヤのそれも熱々でとてもおいしかったのです。




自販機バーガー特有と思えるバンズのしわしわ感もいい雰囲気をだしています。この時代になっても年代物のレトロ自販機用に製函された食品があることに驚きます。多くの方の努力があってこその賜物なのだろうと思います。




結局てんぷらうどん2杯、チーズバーガー1個、500mlコーラ2本をやっつけてオートパーラーシオヤの対面にあるENEOS 下総猿山SS 塩谷石油で給油とタイヤの空気圧を確認して帰路につきました。名前から想像がつくようにオートパーラーシオヤとENEOS 下総猿山SS 塩谷石油は関連があるようです。




ちなみにENEOS 下総猿山SS 塩谷石油にはDUCATIのマイクヘイルウッドレプリカ(MHR)に乗っている方がいらっしゃるようです。MHR1000はTZR250(1kt)と同世代の1980年代の車両です。




帰路途中でヒリヒリしだした脹脛の露出部分はしっかりと日焼けして後日皮がむけました。日焼するとは予想外でした。ズボンは安全のためにも足が露出しないものを履きましょう。




本日のプチツーリング走行距離約100キロ、約4時間、燃費だいたい17q/L