サイト内検索








































衣類乾燥機修理



PCサイトをスマホでご覧の方は、「スマホで見る」をクリックすると見やすくなります



衣類乾燥機修理
2020年10月3日


5月22日の金曜日に、共稼ぎの奥様から「衣類乾燥機が大音響の後に止まった」と連絡がありました。「これから梅雨を迎えるのに困まる (-_-;) 買ってくれ (`ヘ´)  」とも。



確かに我が家の三菱電機製衣類乾燥機DR-D50M-Wは発売日が2002年で、生産終了が2008年ですので、10年以上頑張ってくれていますのでそろそろ寿命かとも考えましたが、新しく買えば設置用の架台を含めて5万円はかかります。突如5万円の出費は…ということで、とりあえず運転させてみたところ、ドラムはきちんと回転します。しかし温風が出てきません。 



奥様曰く、「そのままにしていると、そのうちに止まる」とのことで、衣類乾燥機の構造をわかっていない私は、ヒーターの過熱防止器でも故障して、ヒーターに通電しなくなったのかと推測しましたが、それでは大音響の原因も、止まってしまう原因も説明がつきません。



そこで、ネットで検索したところ、電気ヒーター式に限るのかもしれませんが、衣類乾燥機には軸が前後に出ているモーターが1台付いていて、その各々の軸についているプーリーがベルトを介してドラム本体と、温風送風用のファンを回転させていることがわかりました。そして、温風が出なくなる原因は、温風送風用ドラムのベルトの断裂が原因の一つであることも知りました。



なるほど (´・ω・`)b それが原因であれば、大音響はベルトが切れたときの音で、温風が出ないのはベルトが切れて温風送風用のファンが回らなくなったからで、そのためにヒーターが過熱して過熱防止器が作動して運転自体が強制停止させられたのであろうという、もっともらしいストーリーが描けます(合っているかどうかは??です)



さらにネットで調べると、温風送風用のベルトは素人にも交換できそうな感じなので、部品が入手できるのか調べると、代用品ですが入手可能でした。金額も千円ちょっとです。これはベルト交換修理するしかありません。



ということで、5月23日の土曜日に現状確認で、洗濯機の上に組まれた架台に鎮座している衣類乾燥機を下ろして平面の板を外してみるとも、のの見事に送風用ベルトが切れていました。



早速部品を手配し、部品到着前に衣類乾燥機の10年分の汚れをきれいに落としてやったところ、外見は新品同様の見栄えになりました。屋内での使用ということもありますが、塗装技術といい、約10年間故障知らずってことで工業製品は、やっぱりメイドイン・ジャパンですよね (´・ω・`)b 



部品は5月25日の月曜日に早くも到着しました。早速ベルトを取り付けます。取り付けは、上下に伸びている温風送風用ファンのステーのねじを上下順番に外して、ベルトを通してねじを締めます。今回入手したベルトには、グリスが付属されていませんでしたが、私の見たサイトでの部品には、モーターに近いところにあるフエルトのベルトが触れる部分に、塗布するようにグリスが付属されていました。



我が家の衣類乾燥機にも同様の部分にフエルトが付いていて、分解時に「何でここに油が付いているのだろう??」と思っていましたので、グリスを塗布する理由は定かではありませんが一応手持ちのグリスを塗布しておきました。あとは送風ファンとモーターのプーリーにベルトをひっかけて、衣類乾燥機の背面の板をねじ止めすれば本体修理は終わりです。 



短い時間試運転しましたが、温風が出て庫内が暖かくなっているのが確認できました。最後に、元あった洗濯機の上にセットしなおして作業終了です。



この修理で約5万円家計の負担が浮いたわけですが私の受け取った成功報酬は缶ビール350が6本でした…




いつもと同じじゃん (-_-;)