第十一回穂愛留コンサートとお花見会
今回の穂愛留コンサートは“心に響く演奏会だった!!”
4月15日ハーモニーホールで穂愛留コンサートが開催され、57名の参加者がありました。
第11回を迎えるこの穂愛留コンサートも、昨年から新たに軽音楽が取り入れられ、コンサート
のジャンルにも広がりが出てまいりました。今回は、第1部はピアニスト坂下文野さんの
演奏とトーク、そして第2部は会場の皆さんと一緒に演奏や合唱を楽しみました。
私は子供の頃から音楽は大好きでしたが、演奏を聞きに行く等、夢の又夢でした。
昭和40年代の独身時代は、岡山の田舎から赤穂に就職が決まり、音楽会や発表会に出会い、
コーラスや労音等に参加 して来ました。当時労音は、生演奏が聴ける唯一の演奏会で、
姫路厚生年金会館で開催されており、会社勤務を終え、毎月姫路まで友達と行くのが楽しみ
でした。
私はB例会(軽音楽)への参加でした。その時のバンドに原信夫とシャープ&フラッツ、
東京キューバンボーイズ、バッキー白片とアロハハワイヤン、有馬徹とノーチックバーナ等、
ラテンミュージックを基調としたビッグバンドが主流で、生演奏を体験し、その迫力に感動
したものでした。
その感動が、今回ピアニスト坂下さんの基で再現されました。坂下さんの指先は鍵盤の上で
激しく踊ったり、優しく羽の様に奏でられたりで、正に曲が生き物の様な躍動感を示し、
グリーンスリーブやベサメムーチョ、ウエストサイドストーリー等、12曲の懐かしい曲に
思わず青春に戻った感じがしました。
演奏曲の説明も坂下節とも云える独特のトークで、会場の雰囲気は一層引き立てられ
ました。第2部では、参加者から飛び入りのハーモニカ演奏や全員合唱もあり、会場が
一体となった“心に響く演奏会”となりました。このコンサートに関わったスタッフの
皆さんにも感謝感謝です。
牟禮宗弘 (2014年4月16日)
去年に勝るエネルギッシュな演奏、
聞き手の心をつかむ絶妙なトーク!
去年に続き、マルチピアニスト坂下文野さんのダイナミックなピアノ演奏と楽しい
おしゃべりに酔う2時間余りの演奏会でした。終わった後で、数人で坂下さんを囲んで
打ち上げ会をしましたが、その時に聞いてみますと、私と同じ伊丹市の出身の由。
何故か話がはずむのも分かる気がしました。今後、再びピアノを聞くことができる
機会を期待しています。
三木 毅 (2014年4月24日)
坂下さんの演奏にうっとりのコンサートの様子 | 坂下さんの伴奏で合唱する参加者達 |
今年の観桜会も『おせど』で楽しみました
今年の「お花見」も、4月7日、昨年と同じ場所の赤穂市尾崎にある『おせど』で
行われました。事前の天気予報では、曇り時々雨で天候を心配しましたが、雨に降られる
ことも無く、桜も散り始めでまずまずの環境でした。
桜良し、料理良し、酒良し、メンバー良し、懇談良し、天候良しで会話も大いに弾み、
楽しい一日を過ごしました。中でも男性群は、差入れで頂 いた大吟醸「忠臣蔵」
の一升瓶を空にして、更にビール・酎ハイと胃袋は大満足でした。女性群も料理に飲み物に
おつまみにお喋りにと、これまた口が動きっ放しで大満足の様子でした。メンバー 一同、
親睦と連帯の絆を深められた楽しい一日でした。
赤穂市教育委員会の案内表示によりますと、「おせど」は、大石良雄の家族であった
妹尾孫左衛門の兄 元屋八十右衛門の屋敷があったところであり、元禄14年(1701) の
刃傷事件の後、城明 け渡しの残務整理をする5月7日から6月25日までの間、内蔵助と
その家族が仮住まいしたところとして伝えられ、『おせど』の俗称で親しまれている
場所です。
この仮寓地跡は、日本史上著名な元禄事件の主役である大石内蔵助に関係する土地
であり、史跡として非常に価値の高いものです。
阿部 喬 (2014年4月23日)
おせどの桜 | 桜の下で記念撮影 |