盛り上がった『観月会』となりました

牟禮宗弘

  8月度の企画会議で観月会の話題が出て9月の仲秋の名月は暑いし蚊の心配等から10月17日の
「十三夜」にする事に決まり、今回は坂越の造り酒屋「奥藤酒造郷土館」の広場をお借りして
手作り観月会を開催する事となりました。坂越と云う事で準備のお鉢が私に廻って参りました。
 先ずどんな観月会が良いかをイメージとして連想する事から始めました。
秋、山野草、名月、灯り、旨い酒、美味い料理、心地よく流れるBGM、皆が集える事等、色々と
想いが浮かんできます。すべてに満足は行かないとしても一寸でも実現できたらと「手作り観月会」
を考えました。場所は奥藤酒造様の試飲場所と芝生のある庭のみ。想いを形に変える事は簡単
ではないが、今まで付き合った仲間と考える事にしました。
 場所へのお願いは奥藤さんと関係の深い「酒三木」の三木さんに頼み、食べ物は「くいどうらく」
の店長に相談を持ちかけました。何れも快く引き受けてくれました。
 山野草は裏山から、カセットデッキ、マイク、竹灯り等、調達可能なものも揃い始めました。
飲み物は好きな物が選べる事にして、食べ物はオードブル形式でお寿司も入れ、庭の芝生には
「秋の七草であるススキと萩」に「竹灯り」を飾り、夜の演出としました。
 後はみんなの参加で盛り上げていきたいと、考えついたのが「今日の想い」を5.7調に
「短冊」に書いてもらい、その後みんなに紹介披露する事でした。
これが思いもよらず大好評となったのです。 ちょっとその一部を紹介しましょう。
 ・幸せも ちょっと手前の 十三夜
 ・うまし酒 月を忘れて 楽しめり
 ・月明り 今宵は格別 幸せ光
 ・げこ成れど うまし神酒 足とられ
 ・十三夜 蔵元で飲む 親し酒
 ・今宵の酒は きづな深まる 穂愛留仲間
 ・時こえて 十三夜と 皆で楽しむ よろこび
 ・月よし 酒よし 料理よし メンバーよしで みんなよしよし 観月会
 ・月よりも 団子の人の集まりて 楽しき宴 時忘れたり
突然のお願いでしたが、皆さん中々の文化人揃いで味のある「想いが飛び交う」一夜となりました。
終の棲家を求めて集まった仲間達の「一寸と変わった集い」でしたが、少しでも絆が深まれば
幸いです。
         名月に供えた飾り物               参加者の皆さん
(2013年10月21日)

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