春のドライブ旅行(佐用町へ)

―― 白木蓮、大糸桜、カタクリの花を訪ねて ――

開催日   2011年4月13日(水)
参加者   9名

1.あらまし
  今回は、そこいらでは容易く観ることのできない樹齢三百年以上の巨木(二種類)に咲く花と、
 可憐で美しいカタクリの花を訪ねようという旅でした。
  立花・北原の両名が3月下旬に下見に訪れ、白木蓮所有者の大谷家夫人に花の見頃を伺い、
 (当初計画の6日ではなく)13日に出かけることにしたのは正解でした。カタクリを別にして、
 いずれも満開期(少しピークの下り目だった)で、どちらも皆さんの"ほう"と言う声が聞こえて
 きました。   上月で「白木蓮」を観賞、昼時に近くの笹ヶ丘荘で思い思いの昼食をとり、山の
 斜面の千本桜も眼におさめる。数人は、温泉に浸り、ゆったりのんびりした旅気分を満喫。
  1時頃、北上して、「一本堂の大糸桜」を観賞、カメラを構えた大勢の花見客に混じって、
 私達も存分に観賞、その間、岡村さんが得意の腕で参加者一同の記念写真を撮って下さる。
  最後の「カタクリの花」目指して旧三日月町方面へ車を走らせ、案内ののぼりを見つけ
 ほっと安堵。保存のための"カンパ"箱に各自チャリンチャリンと入れて入場、残念ながら
 盛りを過ぎていて、最後の数輪を何とか眼にし得た程度だったが、何とも可憐な姿で訪ねて
 来た甲斐は有った(自画自賛?)。
  帰路、テクノに寄り、ちょっと気の利いた茶房で休憩、コーヒーやパフェでしばし歓談、
 赤穂帰着は4時頃で、ゆとりのある春の花見行でした。
                                      北原敏夫

2.参加者皆さんの感想
○牟禮宗弘さん
  車内では会話も弾み、生活の一面に触れて益々親しみを感じました。
 事前調査も行き届き、旬の花の梯子が出来、百家繚乱の一日でした。
○櫛田孝司さん
  好天に恵まれ、ゆったりとしたスケジュールで春を満喫。
 見事な花をつけた白木蓮と大糸桜の老木を見て、三百年前に思いをはせました。
○櫛田悦子さん
  爛漫としてふりそそぐ陽の光の中、車窓から山すその花の雲を眺めながら
 素晴らしいドライブでした。
  白木蓮の巨木、樹齢三百年を超えた大糸桜のたおやかな白
 そのとなりで美を競うばかりに咲くピンクのサクラ
 弦谷の楚々としたカタクリの花の紫、 命短く咲く花はどれも美しい。
○杉岡共榮さん
  桜三昧の一日である。山あいの古寺、大糸桜はなぜか京都の雅な桜と想われて、
 陽春の光を浴び眺めていると、しあわせと安堵感にひたれた。上月城跡に奥深い
 播磨の国もなかなかにすばらしい。
  穂愛留の旅行は、いつも私の知らない山間部を縫って感動的な文化財と対面させて
 呉れる。そして食事もたのしみだ!
○三木毅さん
  佐用の上月城跡附近を行くと、その木はすぐに分かった。樹高二十米程、木に白花が
 鈴なり。「幾つ位有ったかな、五千かな、いや一萬は咲いてるでしょう」などの声が絶えない。
 見る方向によって光の加減で色が変化するのに目を奪われた。笹ヶ丘では日本一長い
 すべり台の赤い帯が子供連の喚声を呼んでいた。カタクリは、鳥が羽を背に寄せて見栄を
 切った様な姿の可愛い花。思わず携帯の"待ち受け"にシャッターを押した。元気をもらった
 小旅行でした。
○立花三千男さん
  今回の観桜エリアには格別の思い入れがあります。
 実は私の祖母(佐用町)と曾祖母(上郡赤松)がこの土地の出身なのです。
 通る時はいつも胸が熱くなります。今回は穂愛留の皆さんとの親睦ドライブで余計に
 感じるものがありました。           
            満開の白木蓮              大糸桜の前で記念撮影
(2011年4月26日)

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